概要・活動内容
平成27年3月の新幹線開業を機に、交流人口の拡大と地域経済の活性化に向けて､糸魚川のオンリーワンの資源である「ヒスイ」のイメージと「ヒーリング」をキーワードに、癒しや変化を求める関東圏の女性をターゲットとして、「自然」「美容」「食」「温泉」「施設」──などの地域資源を結びつけた旅行商品として造成させた。
美容関係の小規模事業者が、ヒスイ加工時に廃棄していた切り粉「ヒスイパウダー」を活用し、ヒスイのパワーを身にまとう「ヒスイネイル」などを新規事業として企画。ヒーリング効果につながる新たな商品化を行い、さらには地域資源と結び付けた旅行商品としての確立を狙っている。
ヒスイネイル（カラー：ジェード）
アピールポイント
これまでつながりのなかった美容業と観光関連施設・事業者などが連携することで、新たな需要につながる旅行商品として造成が図られている。
「ヒスイのイメージを身にまとう」コンセプトから生まれた「ヒスイネイル」を商品化するために、美容業の方が試作・トレーニングの場として市民に提供・練習を重ねたことで、地域内で話題となってきている。「ヒスイネイル」と地場産業である「ヒスイ加工品（装飾品）」との相乗効果により、販売の増加を目指す。
（左）ヒスイネイル技術審査会 （右）プロジェクトで誕生したヒスイネイル公認ネイリスト
今後の展開
個人向け企画「ヒスイの聖地“糸魚川ヒスイネイル”」のヒスイネイル、谷村美術館鑑賞、オリジナルスイーツを結び付けたパッケージ企画としての定着や、団体向けバスツアー企画「ヒスイの聖地 パワースポット巡り」などのツアーを基本企画として、ヒスイの聖地＝糸魚川としてのブランド化を目指す。
今後定着化を推し進め、ヒスイネイルは谷村美術館鑑賞と連携した企画のほか、市内博物館体験や店舗体験など、お客様が体験しやすい企画として展開している。
（左）谷村美術館鑑賞現地確認 （右）小滝川ヒスイ峡でのマイナスイオン測定
最新のトピック
平成25年6月14日 上越タイムスにてヒスイネイルプロジェクトが紹介。
平成25年9月14日 新潟日報にてヒスイツアーが紹介。
平成25年10月8日 朝日新聞にてヒスイネイルが紹介。
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活用した地域資源
ヒスイ（糸魚川のオンリーワンの資源）・ヒスイ製品加工時に廃棄される切り粉・勾玉のデザインとモチーフ・ヒーリングポイントとなる自然や施設（小滝川ヒスイ峡、長者ヶ原遺跡、ヒスイ海岸、谷村美術館、フォッサマグナミュージアム など）
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糸魚川商工会議所
〒941-8601新潟県糸魚川市寺町２－８－１６
糸魚川商工会議所のオススメ
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小滝川（こたきがわ）ヒスイ峡
日本で初めてヒスイが見つかった場所であり、国の天然記念物に指定されている。ヒスイ原石の上では、測定不能なほどのマイナスイオンが発生し、磁場もゼロを示す、まさにヒーリングの聖地とも呼べる場所。
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天津（あまつ）神社・奴奈川（ぬながわ）神社
糸魚川市の市街地の中心にある、古くから信仰されてきた神社。毎年4月10日には、2台の御輿が激しくぶつかり合う「けんか祭り」が開催される。
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ヒスイ海岸
砂浜だけでなく、小さな石ころが広がる海岸。山から流れてきた石ころは、様々な種類があり、きれいな石や、時にはヒスイが見つかることがある。