概要・活動内容
平成27年春に北陸新幹線が開業する。単なる通過地域にならないために高岡市における観光魅力の一環として、高岡の歴史、風土、食材などを踏まえた「歴史都市たかおか」にふさわしい“おもてなし料理”を開発・提供し、広く全国発信をしながら交流人口の増加や滞在時間の延長により地域の活性化を目指す。
目的達成のため、高岡市・JA高岡とともに「高岡食のブランド推進実行委員会」を立ち上げ、江戸時代の北前船寄港以来、高岡に馴染みが深く、消費額が全国トップの「昆布」を基本に置き、“高岡昆布百選”としておもてなし品を開発する。
アピールポイント
北前船による“こんぶロード”は、全国では希な「食べる昆布文化」を富山県に築いた。近年の欧米化した食生活の見直し、そして健康ブームでB級グルメとは別の方向で“食”を打ち出し、＜昆布のまち高岡＞をアピール。
平成24年度に実施した「高岡昆布飯」では、豊富な食材と昆布でシルバー層や来訪者を引きつけた。今年度は「昆布スイーツ」や「昆布朝食」で若者や宿泊客をターゲットにした。昆布のしょっぱさとスイーツの甘さとのコラボに苦労したが、実際は「なかなか合う！」との評判を得ている。
今後の展開
『高岡昆布百選』として、平成24年度の第1弾「高岡昆布飯」、今年度の第2弾「高岡昆布スイーツ」が開発された。また、同時に富山県として県内の宿泊客へのおもてなしとして“とやまの美味しい朝ごはん大作戦”を実施しているので、高岡市内のホテル・旅館組合に「高岡昆布朝食」として統一性をもつようにお願いし、現在は3つの宿泊施設で実施している。
今後は、平成27年春の北陸新幹線開業を目指して「高岡昆布弁当」と「高岡昆布土産」の開発を企画している。また、居酒屋から要望が強い「高岡昆布逸品」を宿泊客の動向を見て進めようと思っている。
最新のトピック
会議所会頭、高岡市長、JA高岡組合長やマスコミを招いての「高岡昆布スイーツ」試食発表会の実施。
一般高岡市民を対象にした「高岡昆布スイーツ電車」の実施（11月23日・24日）
富山県と岐阜県が毎年作成している「富山岐阜観光本」に2ページにわたり記事を掲載。
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| 高岡昆布スイーツ試食会の様子 |
活用した地域資源
北前船・高岡銅器・にしん釜・昆布・北陸新幹線・こんぶロード
このプロジェクトの商工会議所はこちらです
高岡商工会議所
〒933-8567富山県高岡市丸の内１－４０
高岡商工会議所のオススメ
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高岡雨晴海岸
海越しに3,000m級の立山連峰が望める「高岡雨晴海岸」。このたび「奥の細道の風景地」の1ヶ所として名勝指定。
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高岡大仏
高岡大仏は奈良、鎌倉と並び日本三大仏の一つ。国の伝統工芸である“高岡銅器”の職人の技をもって30年の歳月をかけ完成したもの。
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瑞龍寺
加賀三代目藩主の前田利常公が建立した曹洞宗の寺院。山門、仏殿、法堂が県内で唯一の国宝の指定を受ける。