このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

今年度事業の目的は、前年度開発した食を引き立てる食器としての本市の九谷焼器とジビエメニューのブラッシュアップ、当地の新たな旬の魅力として人を呼び込める地域資源に、参画事業者が中心となり作り上げること。
平成25年2月、市内7会場において小松の新しい魅力を開発・発信する「こまつ地美絵-華-(ジビエ-ハナ-)」のモニター調査を実施。参画事業者の力量と食材としてのジビエ(今回は猪肉)の素晴らしさなどから、小松を代表するおもてなし食メニューとしての完成度・評価は高かった。今後の小松を代表する新名物として展開するに十分な手応えを感じた。しかし、一方で解決すべき多くの課題も確認できた。
本年度はそれらの解決とブラッシュアップに取り組み、「小松に美味しいものが獲れる時期になったから、小松に行こう」を合言葉に、小松を全国発信する新しい名産・名品の開発を目指す。

こまつ地美絵 -華- のロゴ こまつ地美絵 -華- のロゴ

アピールポイント

猪は自然に生息するものであり、ある程度の供給の不安定さは想定していたものの、気候・天候による影響もあり、地元産猪肉の安定供給・流通ルートを確立するための捕獲量や需要が定まっていなかった。
しかし、昨年の調査結果から地元産ジビエ(猪肉)の評判は高く、需要が高いことが判明。自然由来のものであるが故に安定供給が難しいことを逆手に、希少価値をウリにした地元産猪肉を使った“ジビエ会席”として付加価値を付け、小松の冬の数量限定特選メニューとしてお披露目していく。
また今年度は、開発メニュー・ジビエ会席の由来である“茶道”を“茶”(煎茶、紅茶など)に置き換えて、こまつ地美絵のメニューに加えることを、検証する。

こまつ地美絵試作メニュー こまつ地美絵試作メニュー

今後の展開

①地元産猪肉の安定供給 … 白山ふもと会(獣肉処理許可施設)並びに地元猟友会との連携により、飲食店向け精肉用の猪供給の体制強化への協力理解が進展。
②全国でジビエの取組みが行われているなか、どの様に小松の独自性・魅力を出していくか? 小松市が本市活性化の一つのテーマとして「環境王国こまつ」に取り組んでおり、行政との連携促進と共にジビエ並びに本市の文化等地域資源について参画事業者の勉強会を開催し、小松の魅力・独自性の表現やおもてなしの向上の研究・ブラッシュアップを目指している。
③旅行商品化・交流人口拡大のため、旅行社やマスコミ関係、バイヤーを交えたモニター評価会を開催予定。

活用した地域資源

ジビエ(猪肉)・九谷焼器・地元食材(農海産物)・歴史・伝統・文化(茶道、お茶他)

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小松商工会議所

〒923-8566石川県小松市園町ニ1番地

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