概要・活動内容
香取市は県内有数の農業生産額を誇っており、農業と連携した集客・観光・交流の魅力の創出の可能性は高いと考えられる。地域に伝承されてきた食文化を踏まえつつ、安心・安全な農産物を活かした食の魅力や、観光客ニーズに即した土産物を開発することで、観光客の地域内での消費を促し、観光をより地域経済の活性化に結び付けていくことを目指す。
また、農産物加工・体験施設などを利用し、農産物生産者と消費者、来訪者とを結び付けていく。
農業体験はもとより、自然体験や農村風景を楽しむ散策や里山ならではの体験、食を中心に、自然と共生した豊かな暮らしの体験を盛り込んだプログラムの開発を進め、地域創発型の旅行商品として流通を図る。
アピールポイント
農商工連携のモニターツアーを実施。収穫物を素材に、レストランではプロの技を組み入れた料理教室も開催した。「メモを取るだけの料理教室」では、メモをとりながらのお菓子づくりに参加し、終了とともにそれが試食できるなど、とても好評だった。収穫の際も、生産者の苦労話や自然に触れることができ、体験がとても印象深かったとの声も聞かれた。
特産品の開発では、ブドウや栗、サツマイモなどを使い匠の技でスイーツ作りに挑戦している。今後さらにブラッシュアップし、佐原ブランドの新しい商品となるよう、皆で取り組んでいく。
今後の展開
特産品の開発では、高品質を求め、佐原ブランド認定審査会を組織し、認定基準を作成した。そのようななかで、地域の事業所が新製品の開発に積極的になり、多くの商品が応募されることにより、よい商品ができあがることが期待される。また、開発中の商品は今後、展示会等に出展し様々な視点・年代からの意見をうかがい、お客様目線でご満足いただける商品に作り上げ、全国展開する販路も開拓していきたいと考えている。
活用した地域資源
江戸優り佐原に伝わる匠の技・安心安全な農産物（ブドウ、栗、サツマイモなど）・農村文化
このプロジェクトの商工会議所はこちらです
佐原商工会議所
〒287-0003千葉県香取市佐原ｲ525-1
佐原商工会議所のオススメ
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佐原の大祭
国の重要無形民俗文化財である佐原の大祭は、江戸時代から三百年以上続いており、佐原の皆さんにとってとても大事なもので、生まれてからずっとこの祭りを体感して育ってきた。連なった町並みに、佐原囃子の音色とともに、佐原の大祭の山車が曳き回される景色は絵物語のよう。
佐原の大祭夏祭り［八坂神社祇園祭］
佐原の大祭秋祭り［諏訪神社秋祭り］ -
佐原の町並み
佐原の町並みは、江戸時代から明治、大正、昭和それぞれの時代の木造建築で構成され、関東で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受け、地域が誇りを持って保存・活用に取り組んでいる。
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伊能忠敬記念館
2,345点の遺品が国宝指定された伊能忠敬記念館入口に、伊能忠敬が歩いて測量した日本地図とランドサットが調整した日本地図が、交互に映し出される様子をご覧になったことがあるだろうか。ほとんど変わらない精度の高さに私たちは驚かされる。