概要・活動内容
家康公が息づくまち・静岡市のブランドを確立するため、家康公に関する歴史と文化的蓄積などの地域資源をストーリー化し、家康公を体験できるツアーや特産品の開発を行い、静岡市への観光誘客を目指す。
平成27年の徳川家康公顕彰四百年を控え、静岡商工会議所、静岡市、久能山東照宮などで様々な記念事業を予定している。そこで、平成24年度の地域力活用新事業∞全国展開プロジェクトでは、家康公をブランド化する様々な調査事業を実施。平成25年度は、この調査をもとに観光開発事業や商品開発事業を実施する。
観光開発事業では家康公ゆかりの地を巡る「余ハ此處ニ居ル」ツアーの造成、商品開発事業では家康公をストーリー化した“食”の開発を行い、全国へ向けて情報発信する。
アピールポイント
昨年、調査研究事業で実施した「家康公のブランド化調査」において、静岡市(駿府)での家康公の認知度はたいへん低い結果だったが、これをブランド化するには、家康公単体だけで認知度を上げることは困難だと判断した。このため、家康公とも関係ある静岡市のストロングポイントである世界遺産の「富士山」や「三保松原」と絡めて商品開発をすることとした。
今後は、当プロジェクトについて大々的にマスコミなどに向けてアピールし、ブランド化を図る予定。
今後の展開
平成27年の徳川家康公顕彰四百年記念事業に向け、静岡市、浜松市、愛知県岡崎市の3市3商工会議所が様々な事業を行っている。当プロジェクトでは、四百年記念事業と連携し、家康公の歴史資源を活用し、観光および特産品開発を目的とする作業部会を実施。“旅”開発部会はビジネスマン向けに家康公ゆかりの地を巡るモニターツアーを実施し、来年度から商品化を図っていく。
また、“食”開発部会は家康公の遺訓にある『無事長久(平穏無事が長く続く)』をテーマに家康公ゆかりの食を開発して展示会でのモニター調査を行い、改良を加えて商品化を図る。現在の課題は商品開発に重きが置かれており、商品化後の「商流」に乗せていく点にも力を注ぐことが重要。
活用した地域資源
駿府(静岡市)における徳川家康公ゆかりの施設(久能山東照宮、駿府城公園、静岡浅間神社、茶町等)・食材(お茶、わさび、とろろ汁等)
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静岡商工会議所
〒420-0851静岡県静岡市葵区黒金町20-8
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