概要・活動内容
富士宮市は、「ぐるり・富士山風景街道（静岡県、山梨県合同のプロジェクト）」の先進地として「富士山ロングトレイル」の構築に向け、行政（国、県、市）、地域住民、事業者、NPOと協働を始めており、朝霧地域の事業者や一部住民（区長等）による地域内連携が図られてきている。一方、富士山の世界文化遺産登録によって生じる地域の役割と富士山観光を支える商品・サービス企画といった、地域力アップへの取り組みが必要になっている。
そこで、世界遺産や食のまちづくりなどに富士山トレイルといった新たな魅力を付加した富士山世界遺産観光を企画・調整するとともに、地域の協働（地域住民、事業者等）で常時観光客のニーズを取り込み、観光地としての満足度と世界遺産登録地としての民度を育成する組織体構築を目指す。
アピールポイント
世界文化遺産に登録された富士山の麓、朝霧高原を歩くトレイルでは、朝霧高原の事業者だけでなく、地域住民やNPOと協働して事業を進めることにより、地域内連携を図り、地域の活性化につなげていく。特に「富士山トレイルセンター」の組織化においては、母体となる組織形成や、運営方法、サービスメニューの研究開発など、これから検討していかなければならないことが多数あるが、地域内において今回の事業が少しずつ認知されつつある。
現在、本事業について調査研究を進めている最中であり、具体的に成果や反響などが挙げられない状況にある。
今後の展開
1．地域の受け皿主体となる「富士山トレイルセンター（仮称）」の組織化、運営方法、サービスメニューを研究・開発する「研究プロジェクト」の立ち上げと研究活動を行う。
2．「研究プロジェクト」の成果とりまとめ（モデルの作成）、具体化へのロードマップを作成する。
3．「富士山トレイルツアー」（朝霧モデルの商品開発）と試行のためのモニターツアーの企画・施行。結果を検証。研究プロジェクトへ反映させる。
最新のトピック
11月6日～7日：長野県信越トレイルを朝霧高原観光関連事業者と調査
11月19日：長野県浅間ロングトレイルを朝霧高原観光関連事業者と調査
11月25日：静岡大学教授を呼んでのトレイル講習会
12月4日：長野県塩の道トレイル担当者を呼んでのビジネス講習会
※いずれも平成25年に実施済み
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| 信越トレイル視察の様子 |
活用した地域資源
富士山世界遺産※構成資産含む・朝霧高原・Ｂ級グルメ・地場産品
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富士宮商工会議所
〒418-0068静岡県富士宮市豊町１８－５
富士宮商工会議所のオススメ
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富士宮やきそば
元祖B級グルメとして全国に発信。
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富士山世界遺産
大宮・村山口登山道、富士山本宮浅間大社、山宮浅間神社、村山浅間神社、人穴富士講遺跡、白糸の滝の6構成資産。
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朝霧高原
富士山西麓に広がる高原。日本有数の酪農地帯で雄大な富士山を望める。