概要・活動内容
健康・アンチエイジングをテーマとした特産品(メニュー)や、繰り返し訪れたくなる観光コンテンツを開発し、交流人口の増加を目指す。あわせて、事業の継続性を実現するための人材育成・組織づくりも実施。小浜市の将来に危機感を持った若手事業者が地域おこしを目的にグループを結成し、事業を展開していく。集客力のある特産品(メニュー)開発では、鯖街道(歴史街道)の起点としても有名な「鯖」を中心に開発を進める。
いまはまだ小浜市の良さをほとんど情報発信できていないというのが実情だ。高速道路全通による本市からの流出や通過型の観光地になることへの危惧もあるので、情報発信活動を実施。知名度・認知度アップと観光客の誘客を図る。
アピールポイント
一過性とならない地域おこし活動の実現に向けて、全国の事例や成功のポイントを学びながら、参画者のモチベーションの向上を図っていく。
集客力のある新たな特産品(メニュー)として、小浜の海・里・山にある多様な食を一堂に集めた『若狭おばま鯖おでん』を開発。ダシとおでんダネにこだわり、ダシには全国的にも珍しい「鯖醤油(魚醤)」をベースにしたものを使う。また、きんちゃくに鯖の身を包んだ「鯖きんちゃく」をおでんダネとして入れることなどをルール化する。
情報発信活動では、特産品にまつわるストーリーを企画し、ロケ雑誌への掲載や、マスメディア、SNSなどを大いに活用して情報を発信する。
〔参考〕
★鯖醤油 … 珍味「へしこ」の加工で余った内臓でつくる魚醤で、塩分が控えめでうまみが強い。
★鯖きんちゃく…サバ入りきんちゃく。鯖きん。田烏きんちゃく(小浜で盛んだった、巾着網漁にちなむ)。
今後の展開
今後は、開発した特産品(メニュー)の試食会の開催や展示会への出展などで来場者の意見を集めながら開発を進め、知名度の向上を図る。平成26年4月より市内飲食店での販売と持ち帰り用の商品化を目指す。課題は、開発したメニューの認定条件を備えた市内提供店の充実と商品の販路開拓、および取引先確保。今回開発した特産品を中心に食をテーマに、小浜市を総合的に地域外に対して情報発信していき、観光ルートを構築する。本事業をきっかけにさらなる広がりをもった事業の展開を図っていきたいと考えている。
活用した地域資源
鯖・小浜の食・自然・歴史・文化など
メディア掲載事例・受賞履歴
中日新聞(平成25年10月3日)などで、鯖おでん発表会が掲載
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小浜商工会議所
〒917-8533福井県小浜市大手町5-32
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