概要・活動内容
地域資源である「府中味噌」が本格的に他の地域へ広まったのは江戸時代中期から。「府中に味噌あり」と、当時の特権上流階級を中心に全国に名を馳せたが、今日、その味噌の技術を継承しているのは3社のみとなっている。また、大手メーカーによる全国展開や生活の変化により、そのブランド力は低迷状態にある。
そこで今回府中味噌の新商品開発を地域の企業と専門家や他の地域資源と連携して行い、歴史ある府中味噌をブランドとして再確立するための調査研究を行う。
府中味噌など
アピールポイント
現在は、各社が独自に府中味噌の商品開発を行っているが、アドバイザーを招聘し、地域の企業や地域資源と連携し新商品開発を行う。
府中を全面に出してPRすることで、独自性と歴史ある府中味噌をブランドとして再確立する。
今後の展開
府中味噌のブランドが再確立されることで、参加企業の収益拡大および観光施設や、飲食店などへも波及し、府中市の観光の価値を増大させることができる。
府中商工会議所では、平成18年度に本事業により、府中独自のお好み焼き『府中焼き』を観光資源として発掘し、全国に発信した。これによる平成23年の経済波及効果が12億円と試算された。
「府中味噌」も商品開発や地域資源としてのブランドの確立により、更なる相乗効果を図ることができる。
活用した地域資源
府中味噌
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府中商工会議所
〒726-0003広島県府中市元町４４５－１
府中商工会議所のオススメ
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備後府中焼き
最大の特徴は中の“ミンチ肉”。そば入りのお好み焼きは、ミンチの旨みと野菜が一緒になり中はフワッ、外はカリッとした焼き上がり。香ばしいそばがまた旨い。手頃なお値段で、約40軒のお好み焼き店が営業中。B－1グランプリに4年連続出展。
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恋しき
明治5年創業の木造3階建ての旅館。平成2年に廃業したが、歴史ある建物と日本庭園を残そうと地元財界有志が出資し、平成19年にリニューアルオープン。現在、観光案内所と歴史ある建物を活用したカフェダイニングが入る。
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三郎の滝
天然のすべり滝。長さ30mの天然のすべり台を清流に乗って滝つぼに飛び込む爽快さは格別。紅葉がきれいなことでも知られている。