このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

黄金市場商店街は、小倉地区中心市街地の南端に位置した生鮮3品、惣菜を中心とした商店街である。北九州市民からは一定の評価を得ており、知名度はあるものの主たる顧客が高齢者や主婦であり、購買力があまり高いとはいえない。また、特筆すべき商店街オリジナルのブランド商品(加工食品)がないため、市内の大型店や広域集客力のある商店街との競合に対応できず、衰退の原因となっている。
今回のプロジェクトでは、黄金市場の特徴を活かしてオリジナルのブランド商品開発の調査を実施し、開発に関わる計画を取りまとめる。生鮮3品と惣菜で培ったノウハウを地域資源として活用し、全国展開に資するブランド商品のあり方について、①黄金市場に関する調査、②先進地区の事例に関する調査、③ブランディング調査等を専門家に委託・分析などをしっかり行うことにより、全国に展開できる黄金商店街オリジナルブランドを開発する。

アピールポイント

調査時点では商品開発に関わるブランディングの段階であり、具体的な成果は表れていない。現在までの全国展開プロジェクトでも商店街を地域資源として「特産品」を開発した事例は少なく、試行錯誤を行いながら、地域資源を最大限活かしうるよう取り組んでいる。
取り組みにあたっては「食」をキーワードに、「ブランド商品の開発」や「観光客の誘引」に成功している先進の「商店街」、「地区」を調査。成功事例の成功ポイントを洗い出し、イベント的事業展開ではなく、恒常的な事業として展開できるブランド商品の開発、観光客の誘引策の検討を実施中。

今後の展開

商店街の地域資源である生鮮3品(鮮魚、精肉、青果)に惣菜を生鮮としてとらえ、生鮮4品とその惣菜開発力や、目利きの力を地域資源としてのプロジェクトであり、その地域資源をブランディングした全国展開でき得る商品開発は難しいものがある。
逆に商品開発ができた場合には、商店街は売り場であり、参画事業者は売り手でもあり、実践的なマーケティングが可能である。ついては、魅力ある試作品開発後の早期販売について取り組んで行きたい。

活用した地域資源

生鮮4品(鮮魚・精肉・青果・惣菜)・惣菜の開発能力、目利きの力

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北九州商工会議所

〒802-8522福岡県北九州市小倉北区紺屋町13-1毎日西部会館2階

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