概要・活動内容
指宿には、現状で375万人強（日帰り客297万人、宿泊客80万人）の年間の観光客数があるが、指宿が「製造者」となるお土産品に乏しく、せっかくお越しいただいているお客様の、「お土産」による経済効果は地元に還元できていない。一方、熱海や神戸では、産品や加工品について共通のブランドがあり、観光客・消費者の購買により、地域における消費高が向上し、地域の産業が活性化するひとつの手段となっているが、指宿には地域産品のブランドはない。
指宿には「商品開発」と「市内での販売体制の構築」が必要であると考え、お客様に手にとってもらえるお土産品の開発計画を策定することとした。
ヒアリング風景
アピールポイント
次年度以降の「商品開発」「販売体制構築」計画を策定する大きな指標として「指宿コレクション（仮称）」を構築することを掲げた。計画策定を行うため、まずは、地域内の「売り手」がどんなことを望んでいるかや、現状の地域製造のお土産品の設置割合などをリサーチするため、「地域内販売事業者」に対して現状調査を行った（12店舗）。
その結果、「指宿コレクション」構築にあたっては、「商品」の審査基準だけでなく、地域内における「販売店」の審査基準などの規定を設ける必要があることがわかった。
今後の展開
指宿において地域内事業者の経済効果をあげ、観光客が「指宿産のお土産を買って帰る」シーンを増やすために、「指宿コレクション（仮称）」の計画を策定する。
策定にあたっての課題として、「商品選定基準」や「取扱販売店基準」などのガイドライン・規約の骨子を本年度中に固め、次年度以降の「商品開発」「販売展開」の土台を作り上げていく。
活用した地域資源
地域内販売事業者
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指宿商工会議所
〒891-0401鹿児島県指宿市大牟礼１－１５－１３