概要・活動内容
地域全体で魅力を全国に発信
釜臥山(かまふせやま)から望む夜景はアゲハ蝶の形をしている。なんらかの形で、この夜景を観光振興やまちの活性化に活かせないかと、将来像を思い描くグループがあった。また、それに賛同する同所との橋渡しをする市民もいた。話はとんとん拍子でまとまり、未来の観光振興策へと走り始めた。
その準備段階として、関連業種との連携、協働事業の構築、北海道・北東北エリアのルート作りなど、観光客の総合的な受け入れ態勢を整備。経済効果が期待できる滞在型観光の核として、むつ市の釜臥山から望む夜景を全国展開できる観光商品に仕立てる。
その第一歩として、専門家の指導・助言を仰ぎながら、調査研究委員会において検討し、今後の夜景観光の方向性を探った。
アピールポイント
4度の委員会で洗練する
将来の事業を展望するうえで、アゲハ蝶の形にこだわる派と、そうでない(その他の観光資源にも力を入れて底上げを図るべき)派、また、アゲハ蝶の形に近づけたい人達と、自然発生的なままの夜景でよいとするメンバー達との意思統一に気を配った。
4回開催した委員会のタイミングに合わせて参加いただいた、専門家の指導・助言もあり、夜景そのもののブラッシュアップ、他の夜景資源(イルミネーション、花火、夜桜、夜祭り)や観光資源(恐山、イタコ、史跡、レジャー、食べ物、地酒)との組み合わせ、そしてアゲハ蝶の2本の触角部分だけに街灯を増やすという案で落ち着いた。
今後の展開
「むつ市の夜景プロジェクト」を展開するためのアクションとして、次のようなものが挙げられる。
夜景の魅力を創出するため、①夜景の魅力を「伝える」ために、イメージ統一の夜景写真撮影、②夜景のストーリーづくり、③夜景に特化したWebの作成、④夜景へと「導く」ために、ホテルや市内タクシーのオプショナルツアーに向けたモニターツアーの実施、⑤日本三大秘境夜景のようなブランド化、⑥アゲハ蝶の触角を描く街灯の設置、⑦プロモーションや情報収集を目的とした平成27年夜景サミットin神戸への参加など。
活用した地域資源
釜臥山夜景
メディア掲載事例・受賞履歴
むつ市は、平成26年9月10日、アゲハ蝶の形をした夜景をインターネットでも楽しむことができるように、釜臥山展望台にライブカメラを設置。(5月中旬から11月3日まで)
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むつ商工会議所
〒035-0071青森県むつ市小川町2-11-4
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