概要・活動内容
4市町一体のジオパークを形成
酒田市、遊佐町、秋田県にかほ市、同県由利本荘市の4市町が一体となり、鳥海山と飛島の「日本ジオパーク」認定を目指している。当地域が取り組む「鳥海山・飛島ジオパーク構想」については、秋田県と山形県の県境に位置する鳥海山(2,236m)、そして、酒田港から北西39㎞に位置する山形県唯一の有人島である飛島の二つを核としたジオパークを形成し、ジオツーリズムを楽しむ場所として地域を磨き上げ、交流人口の拡大を目指す。
広域エリアがネットワークを構築することで、観光資源として幅の広がりを持たせることができ、さらには異なる地域性や文化を互いに理解し、活用することにより、当該地域一体となった観光産業の推進が期待される。
アピールポイント
地元の自然素材を掘り起こす
「鳥海山・飛島ジオパーク構想」の目的を確認し、①山形県初のジオパークを整備し、日本海〜奥羽山脈〜太平洋まで異なる地質を学べる場を提供する、②東北のジオパークを結ぶ周遊ルートの開発により、首都圏からの誘客につなげるという、意識醸造を図ることができた。また、飛島の自然素材(ジオパーク)の理解と磨き上げができた。
さらに収穫量の少なさゆえ、全国ブランドになっていない刈屋梨の魅力の掘り起こしができたことは、鳥海水系の観光素材としての可能性を見いだすことにつながり、大きな成果となった。もう一つの鳥海水系の観光素材、岩牡蠣についても今後の課題とともに、取り組むべき方向性の検討材料となった。
今後の展開
バスツアーを得意としている旅行会社による視察および資源・体験プログラムに対するアドバイスは非常に参考になった。モニターツアーの参加者は旅行慣れしたアクティブシニアが多く、併せて旅行代金に対しての金銭的な補助は行わなかったため、今までと比べてより現実的な調査結果となった。酒田でお客様に満足いただける定番商品化開発に向け取り組んでいく。
活用した地域資源
鳥海山の恵みによる高山植物/岩ガキ/刈屋の梨/清酒/飛島の渡り鳥/植生など
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酒田商工会議所
〒998-8502山形県酒田市中町2-5-19
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