概要・活動内容
従来にない昆布の新製品
平成27年3月の北陸新幹線開業を契機として、高岡市における交流人口・滞在時間の増加を図るため、通過点にならぬよう「歴史都市たかおか」にふさわしい商品開発をもって、「ものづくりの町 高岡」に従来になかった新たな“食のブランド化”を確立していく。
そのため本プロジェクトでは、53年連続日本一の消費額を誇る“昆布”を基本食材に置き「昆布スイーツ」「昆布弁当」「昆布土産」などの開発を行った。これらの開発商品で富山県の「食べる昆布文化」を全国にアピールし集客を図る。プロジェクトの遂行に当たり商工会議所、市、JAを中心に委員会を組織、食の専門員や市内の昆布店で組織する「高岡昆和会」などのアドバイスを受けながら商品開発を行った。
アピールポイント
和洋中、新しい食べ方を提案
京料理や一般家庭での出汁をとる昆布ではなく、「食べる昆布文化」を広め、昆布消費額日本一の富山県を「昆布県とやま」として発信していきたい。特に「昆布スイーツ」はネーミングの奇抜さもあって昆布を食べ慣れている地元住民にも珍しく、評判になった。また、マスコミにも多く取り上げられ高岡市における昆布プロジェクトも全国的に知られるところとなった。
さらに、商品提供店には委員会の決めたコンセプトに沿って1種類にこだわらず和洋中のジャンルを超えた独自の開発を行ってもらったことで、いろんな商品を味わえると住民には好評である。
今後の展開
本プロジェクトで、「昆布飯」、「昆布スイーツ」、「昆布弁当」と「昆布土産」を開発。北陸新幹線開業を迎え、開発カテゴリーとしてはこの4種類にし、今後は販売促進のための普及PR活動に力を入れていく。特に地元での認知度のアップと北陸新幹線沿線の信州圏や関東圏をターゲットに商品展開を図りたい。さらには、本事業で検証したデータを基に商品のブラッシュアップや新商品の開発に取り組み、昆布弁当の駅弁への展開、昆布土産の充実とパッケージの統一化による共通意識の保持とイメージアップを図っていきたい。
活用した地域資源
世帯消費額連続53年日本一を誇る昆布/富山湾の鮮魚類をはじめ農産品などの豊かな食材
メディア掲載事例・受賞履歴
NHK富山(平成27年3月)、NTVバンキシャ(平成27年3月)、NHK全国(平成27年1月30日)ほか多数
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高岡商工会議所
〒933-8567富山県高岡市丸の内1-40
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