概要・活動内容
4つの目標をたて事業を推進
中心市街地の活力向上を牽引してきた「『江戸優り』の暮らしぶりに伴うまちづくり観光」については、『佐原』のアピール力・集客力の低下、観光客入込客数の減少、佐原における滞在時間の短縮化・地域経済消費額の低下や佐原観光の品質管理意識の低下~地域における不協和音の興り、まちづくり観光主体・組織への期待と負担の集中化等が課題となっている。こうしたことから、佐原の誇りである伊能忠敬が取り組んだ地域経営の手法に着眼し、佐原の地域づくりの柱となっている『江戸優り』のまちづくり観光を展開する指南書を作成するとともに、地域ぐるみビジネス展開の素地となるプラットフォームを形成する。
「江戸優り佐原・暮らしぶりブランド化」に向けて、町屋・商家にしかない『文化』・江戸優りの『文化』~文化体験の新しいプログラムの創出、佐原観光の間口を広げるプロモーション活動の徹底追及、佐原のリピーター化・ファン化、観光まちづくりの主体の拡大・参加意識の向上を実現に導く道筋を明らかにすることを目的・目標として取組むものである。
アピールポイント
商品と担い手の両面から育む
①佐原地域経営学指南書vol.01~今後の地域ぐるみビジネス展開のテキストとして活用
②検討委員会(プラットフォーム会議)の組成⇒地域ぐるみビジネス展開の素地となるプラットフォームの原型となるものと期待される。
③集客力アップと地域ぐるみビジネス展開に向けたロードマップ
⇒佐原・暮らしぶりブランド化に向けた地域魅力商品のプログラム化
⇒新しい担い手・顧客開拓のツール(小学生に対する「佐原まちづくり観光読本」の方向性、大学の観光まちづくり研究を実践している研究室とのネットワーク化等)
今後の展開
プラットフォーム会議を定期的に開催するとともに、活動団体への情報の共有化を展開するよう協力体制を構築し新しい活動団体の誕生を支援する。また、今年度取りまとめた指南書を発行し、まちなかで活動する団体を通じた水平展開を図る。
「忠敬翁」の冠を付した商品開発・新規顧客開拓につながる観光商品づくり・ビジネス展開として商品調査を行い、佐原の新しい忠敬商品づくりに取組む。また市内の高等学校の生徒、大学研究室の学生等を対象に、中心市街地の活力向上につながる企画提案・実践プログラムを求める「若者まちなかビジネス支援~まちなか労働力回帰モデル」の研究に取組むとともに試行的な事業を実施し、支援事業の磨きかけを行う。
活用した地域資源
先人の取り組んできた地域経営の思考法(インプットとしての「伊能忠敬の発想・行動学」⇒アウトプットとしての「江戸優り」)/近年の佐原の中心市街地活性化の取り組みの検証/市民活動の志と地域ぐるみでの取り組み実績
このプロジェクトの商工会議所はこちらです
佐原商工会議所
〒287-0003千葉県香取市佐原イ525-1
佐原商工会議所のオススメ
-
佐原の大祭
-
伊能忠敬記念館