概要・活動内容
徳川家康公を地域資源として活用
平成27年の「徳川家康公顕彰400年記念事業」は全国的に注目されており、観光を切り口にした産業の基盤強化を進める大きなチャンスを控えている。しかし、浜松では三方ヶ原の戦いに「負け戦」のイメージが強く、「家康公ゆかりの地」としてほとんど活用されていなかった。
そこで、浜松市民が抱く三方ヶ原の戦いの「負」のイメージ転換を図るため、史実に基づき天下取りに向け勇敢に挑戦した浜松時代(29〜45歳)の徳川家康公の姿を打ち出し、「家康公ゆかりの地」としての潜在力をフルに活用する商品・サービスの開発を支援した。
浜松に残る徳川家康公の弱小大名から天下取りの布石を打った物語やエピソードを開発の背景に活用した。
アピールポイント
多視点からの刺激でブラッシュアップ
「家康公ゆかりの地」としての潜在力を活用した商品・サービスの開発を支援するため、当プロジェクト参加事業所(35社)を対象に、商品・サービス開発支援セミナー、ブラッシュアップ相談会、専門家の派遣等を実施した。
開発された商品・サービスの試作品は、大坂ノ陣合戦祭り、家康楽市in浜松出世城2014秋の陣、第10回やらまいか交流会等の関連イベントに展示・出品し、モニター調査を実施する事で、商品・サービスのブラッシュアップを行った。
また、プロジェクト公式ホームページ(http://www.tosho-ieyasu.jp/)を開設する等、商品・サービスのPRコンテンツを制作した。
今後の展開
今年度、試作品として完成まで至らなかった商品・サービスや、完成した商品・サービスをブラッシュアップをする事で、プロジェクト全体の質の向上を図る。また、商談会を実施し、販路拡大を行う。
さらに、本年の「徳川家康公顕彰400年記念事業」と連携することで、単なる「ものづくりのまち」からソフト産業によるまちづくりのムーブメントの創出に繋げたい。最終的には、平成32年の浜松城入城450年までに、着地型観光商品の受け入れ体制整備を目指す。
活用した地域資源
浜松時代の若く格好良い徳川家康公/浜松に残る弱小大名から天下人の布石を打った天下取りの物語やエピソード/戦国オールスターといえるほど著名な武将の所縁が刻まれた、家康公の戦いの拠点だった浜松の史跡
メディア掲載事例・受賞履歴
- 日本経済新聞 静岡経済 39面(平成26年10月15日)
- NHK「ゆうどき」(平成26年12月16日)
- 中日新聞東海本社版 年始特別号Dブロック「家康特集」8頁
- 特集内 全5段カラー(平成27年1月1日)
- 静岡新聞 朝刊 18面(平成27年1月1日)
- 読売新聞 朝刊 地域 35面(平成27年1月3日)他多数
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浜松商工会議所
〒432-8501静岡県浜松市中区東伊場2-7-1
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