このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

歴史人資源にスポットライト

下田市の偉人である、下岡蓮杖翁に着目。同氏は写真界において、営業写真の開祖として東の下岡蓮杖と言われるほどの人物であり、西の上野彦馬と並び称されている。当地・下田小学校校歌の2番にも唄われるほど、郷土の偉人として親しまれ、また写真界では全国的にも有名な人物である。
今回、観光産業主体の当地にあって、近年新しい施設が生まれていない中、観光客の増加を図るべく、幕末開港として全国的にも知名度のある当下田市に、同時代を生きた下岡蓮杖翁を題材として、本体事業1年目の改良や販路開拓事業として観光商品開発の充実を図り、観光地としての再生、再発見を実現する。

アピールポイント

「蓮じい」が誘う新たな魅力

「カメラの蓮じい」というキャラクターをつくり、広報や情報発信のツールとして活用。また、観光商品開発が前提となるため、観光振興を念頭に置きながら、企画立案を行った。
地元観光関連業者の支援・協力を得て「下田フォトツアー」を実施。観光地・下田の知名度向上と当地への誘客を促すため、1泊2日の日程にて「伊豆の☆☆☆(みつぼし)写真合宿」と題してツアーを開催。下田の観光情報や写真の撮り方、撮った写真のスライド会、ワークショップなど趣向を凝らしながら、地元・地域の方との交流を密にしたツアーとなった。

今後の展開

郷土の偉人、下岡蓮杖翁への認識を新たにし、市をあげて関連事業に取り組む。市民生活でも常に意識し、生誕の地であるプライドを保つ。同時に、下岡蓮杖翁を観光資源として有効に発信し、写真に興味のある観光来遊客の増加を図り「写真のまち」下田を目指す。

① 下田フォトツアー(ワークショップ)の実施

② ガイドリーダー養成マニュアルの作成

③ 下岡蓮杖ゆかりの地モニュメントの設置

④ 第3回下岡蓮杖写真コンテスト

⑤ 写真コンテスト入賞作品展の開催

⑥ HP・FBの継続運営

⑦ 蓮じいのキャラクター化

⑧ キャラクター商品の開発・製造

活用した地域資源

郷土の偉人下岡蓮杖翁

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下田商工会議所

〒415-8603静岡県下田市2-12-17

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