このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

斬新な美濃焼の形で全国にアピール

美濃焼の産地、美濃。国内最大の陶磁器生産規模と優れた技術を保持してきたが、製品が多様であるがゆえに、分かり易い「顔」を持てずにきた。そんな美濃焼の魅力を多くの人に伝えるため、象徴的な製品づくりのテーマとして選んだのが、老若男女から好まれ、いまや「国民食」とも言える “ラーメン” の器、「ラーメンどんぶり」である。
建築家や現代美術作家、インテリアデザイナー、ファッションデザイナーといった異分野のクリエイター陣とのコラボレーションにより、これまでにないユニークなデザインのラーメンどんぶりとレンゲの試作品(25組)を製作。東京・銀座の松屋銀座デザインギャラリーにて「美濃のラーメンどんぶり展」を盛大に開催した。

アピールポイント

展示するのは新世代の焼き物

(1) 日本デザインコミッティーとの協働、グラフィックデザイナーの佐藤卓氏の企画・監修により、横尾忠則氏や皆川明氏といったそうそうたるクリエイター陣とのコラボレーションが実現。多くのメディアに取り上げられて話題となり、「美濃のラーメンどんぶり展」の来場者数は10,000人を突破するなど、大きな反響を呼んだ。
(2) 「器の科学」と題して、開発した美濃のラーメンどんぶりの形状の違いが味わいに与える影響について、京都大学にて専門家と共同で、科学的検証(裏づけ調査)を行った。

今後の展開

(1) 平成27年春頃を目処に、開発した25種類の試作品の商品化を予定している。ラーメンどんぶりとレンゲのセット販売で、日本デザインコミッティーのWebサイト・オンラインショップページにて取り扱う予定。

(2) 「美濃のラーメンどんぶり展」を1つの観光コンテンツとして、産地各地で開催される陶磁器イベント(陶器まつり等)に出展する予定。

(3) 今回のラーメンどんぶり製作でコラボした料理研究家・土井善晴氏の監修のもと、オリジナル「美濃ラーメン」を製作中。美濃のラーメンどんぶりで「美濃ラーメン」を食べる観光の開発を目指す。

活用した地域資源

美濃焼

メディア掲載事例・受賞履歴

  • 中日新聞(1月11日朝刊)
  • 中日新聞(1月16日夕刊)
  • 岐阜新聞(1月19日)
  • 朝日新聞デジタル
  • 銀座経済新聞
  • その他 インターネット上で多数掲載 ※「美濃のラーメンどんぶり展」で検索

このプロジェクトの商工会議所はこちらです

多治見商工会議所

〒507-8608岐阜県多治見市新町1-23

多治見商工会議所のオススメ

  • セラミックパークMINO

    セラミックパークMINO

    近現代の陶芸作品を集めた岐阜県現代陶芸美術館や、メッセ施設、作陶館、ショップ&ギャラリー、茶室などの「オリベスクエア」からなる複合施設。

  • 美濃焼ミュージアム

    美濃焼ミュージアム

    安土・桃山時代の貴重な美濃焼から現代陶磁器までを紹介する当地方最大の陶磁器資料館。

  • 虎渓山永保寺

    虎渓山永保寺

    鎌倉末期に建てられた「観音堂」「開山堂」は国宝に指定され、庭園は国の名勝となっている。