概要・活動内容
地域全員が協力できる仕掛けを
半田は、江戸時代から明治時代にかけて、醸造業、海運業、漁業で繁栄した港町である。しかし、現在の亀崎は、時代の流れと産業の変化により衰退。
平成24年10月、地域住民有志により、NPO法人亀崎まちおこしの会を設立して、活動拠点である「街かどサロンかめとも」を平成26年4月に竣工した。亀崎の活性化へ向けて動き出したところである。
「亀崎江戸文化の次世代継承を通じたまちづくり」を本格的に行うため、一部の有志だけではなく、地域全員の理解と協力を得るとともに、地域活性化事業を通じ、NPOの経営力および地域の小規模事業者を中心とした地域経済力の向上を図るための仕掛けづくりが必要であると考えた。
アピールポイント
生み出すのは、人材から
「街づくりは人づくりから」の考えにもとづき、本年度は、中核となる人材を育成することを目的とした。手段としては、
(1) 運営委員を若い世代で構成し、亀崎の「自主自立の精神」を引き継ぐための体制をつくる。
(2) 多角的かつ広い視野を持てるよう外部の専門家を招聘し、運営委員のレベルアップを図る。
(3) 人材育成
① 経営基盤づくりのための研究会を開催し、「人づくり」を図る。
② 研究会による人材育成とともに、亀崎まちおこしの会のメンバーや、地域住民・事業者等のコンセンサスを得る。
(4) 活動報告書を作成し、次年度以降、参画(協力)してくれる事業者の拡大を図る。
今後の展開
(1) 亀崎の山車、潮干祭の保存応援事業(潮干祭時の案内所運営事業、おもてなし事業、観光客への対応事業、ガイド案内事業、情報発信事業)
(2) まちの伝統文化共感事業(まちの文化再発見事業、伝統文化の継続事業、生涯学習事業)
(3) 地域活性化事業(亀崎のおみやげ販売と新たな製品開発事業、イベント・コンサートの企画開催事業、ハンドメイドの展示・ギャラリー・情報交換事業)
(4) 子どもの創造性、自主性をサポートする事業(かめとも探検隊育成事業、海浜緑地公園等を活用した子どもワークショップの開催事業)
活用した地域資源
国指定重要無形民俗文化財の「亀崎潮干祭」/愛知県指定有形民俗文化財の「亀崎潮干祭山車」/細い路地「せこ」/神社/寺
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半田商工会議所
〒475-0874愛知県半田市銀座本町1-1-1
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