このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

観光とまちづくりを一体化

津島の地域資源は豊富であるが、観光資源として情報発信や資源そのものが活用されていない現状をふまえ、「地域資源の活用による魅力づくり」を具現化する。①地域観光資源を活かした魅力的な着地型観光旅行商品の提案②その商品を販売する仕組みの研究③来訪者をもてなすための人材の調査と教育の研究④観光まちづくりプラットフォーム機能の調査研究。

アピールポイント

ニーズをすいあげ、人を呼びこむ仕組みづくりを構築

(1)魅力ある着地型観光旅行商品をつくることができた。本事業では、系統的に地域資源の抽出から着地型観光旅行商品開発までを行った。地域資源のファイルを作成、地域資源ベスト38を選定、市場ニーズ調査により、着地型観光のニーズを把握。調査結果を考慮し、地域資源を組み合わせた着地型観光旅行商品23件を提案した。その後、着地型観光旅行商品14件を最終選定し、旅行社に提案をした。
(2)開発した着地型観光旅行商品(食事付き)を情報発信する体制ができた。
(3)観光まちづくりプラットフォームの事業体の調査研究。「地域資源の商品化」と「観光客を呼び込んでくる」という2つの機能を持っている組織の在り方を明確にできた。
(4)行政(津島市・愛知県海部事務所)の着地型観光旅行への理解が深まった。

今後の展開

(1) 「観光ロードマップ策定のための観光ニーズ把握調査」において、観光の目的では「食」(70%)、「自然景観」(66%)、「歴史・伝統文化」(52%)が上位。「食」の充実が必要であると考える。
① 「信長めし」参加店に、着地型観光旅行商品の食事「信長めし」のさらなる充実を図るよう要望する。
② 「観光ロードマップ策定のための観光ニーズ把握調査」において、「食」に関して、「旬な食材を使った料理」「伝統的な郷土料理」「地産の野菜を使った料理」が上位となっており、食事においてこれらの点を考慮する。
(2) 「ガイドはいらない」観光客への対応が必要である。
① 市内観光ルートの各所に案内板・ポールを建てて、ガイドなしでも各スポットを廻れるようにする。
② 津島観光ウェブにおいて、MAP機能を充実させるとともに、観光案内所に観光コンシェルジェを置くことを観光協会に要望する。

活用した地域資源

祭礼/古街道/建築物/神社仏閣/食文化/自然/人物

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津島商工会議所

〒496-8558愛知県津島市立込町4-144津島商工会議所会館

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