四日市の特産品を活用した“新お土産物”開発プロジェクト

概要・活動内容

特産品データベースを作り、考察・分析

四日市の特産品を活用した土産物開発に取り組むため、調査研究事業を実施。ビジネス客に観光客として再来市してもらうために、どのような土産物がよいかを調査した。土産物を通じ、四日市の正しい姿と良さを知っていただき、魅力を全国に向けて発信しながら、来市していただくことで交流人口を拡大し、地域活性化に繋げていくことを目的とする。
開発するにあたり、地域の資源や食材を一覧にし、特徴等を整理することで特産品をデータベース化。来市者や市民を対象に、どんな土産物を購入したいか、誰のために土産物を購入するか、価格等について考察・分析を行った。特産品を活用し、四日市をイメージできるような新しい土産物開発を行うため、地元の小規模事業者（和洋菓子店）に参画してもらい、土産物の試作品を作製した。

アピールポイント

７種のお菓子で四日市らしさを表現

ニーズ調査したアンケート結果より四日市のお土産開発の方向性として、
（１）家族にお土産を買って帰る人向けに、美味しくて品質のよいお菓子
（２）日持ちがするお菓子（めやすは１週間）
（３）四日市の特産品や観光資源（無形・有形の地域資源も含む）を活用
（４）お土産から四日市をイメージできるような、四日市らしいお菓子

以上の調査結果を参考に、市内の５事業所に依頼し、試作品７種類を作製した。

今後の展開

次年度以降は、今年度実施した調査研究事業で作製した試作品の中から、商品化をめざし、販路開拓も含め検証を行っていきたい。
今後のビジョンとして、土産物のパッケージや形状、ネーミングについても検討し、新しい四日市土産としてふさわしいお菓子の開発に取り組む予定である。新しく開発されたお土産が、市民に愛され外向きに発信していけることが理想である。
その効果として、現在の四日市が公害問題を改善し、温暖な気候と多様な風土に恵まれているという良さを市内外に再認識してもらうための情報発信にも積極的に取り組み、ブランドイメージの向上を図っていきたいと考えている。