概要・活動内容
ストーリー性あるツアーの構築を目指す
高速道路の開通を機に熊野を代表する特産品と熊野の自然遺産、歴史文化遺産、産業遺産等を結びつけ資産化する。
また、ストーリー性のある特産品、高い宿泊品質、質の高い飲食サービス等を保証する認証制度を設けることで、特定分野のニッチトップ観光都市としての地位を固め、産業化に導くための調査研究事業を行う。
そのためには、熊野への来訪者の年代や住所等の属性や熊野の魅力に対する認知を確認することが前提条件であったことから、8月には海水浴場でアンケートを実施。11月から1月には、来訪者調査を4回、また、12月から1月にかけて市内宿泊者に対して、アンケートを行った。同時に、11月に6日間、関東圏で観光と物産の魅力度調査を行い、幅広く顧客ニーズを探り、次年度への基礎資料とした。
アピールポイント
データを収集し、フィードバック
熊野を訪れる観光客や出張者が感じている熊野観光の魅力や特産品の認知度、購買履歴、土産物の予算の調査実績がなく、観光関連事業者においても、数値として認識し、それを基に事業展開をすることができない点が問題意識だった。そのため、本事業を活用し、来訪者に対しての調査は延べ5日間で188名、宿泊者調査は6施設で255名、宿泊施設調査は6施設、東京での調査は、6日間で延べ177名を対象に熊野観光と特産品に対するデータを収集することができた。これにより参画事業者に情報提供でき、次年度の観光特産品開発に弾みがついた。
今後の展開
本年実施した各種調査をベースに、アンケートで明確になった熊野の魅力(自然、歴史、神秘性)に関する商品コンセプトを固める。次に参画事業者を横断的にグループ化するため、パッケージデザイン等を統一する。
次に、観光部会では、調査で浮かび上がってきた課題を解決するべく、意識改善と接客技術レベルの向上を目指した講習会等を行い、「もてなす心」のクレドを作成。その普及を通じて地域をあげて観光業の発展を支援していく。
活用した地域資源
美熊野牛/新鹿海水浴場/鬼ヶ城、花の窟神社
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熊野商工会議所
〒519-4323三重県熊野市木本町171
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