概要・活動内容
ニーズをとらえた観光ルートを開発
集客力のある特産品開発や繰り返し訪れたくなる観光コンテンツ・観光ルートを開発することにより交流人口の増加を目指した。また、事業継続を実現する人材育成・組織づくりを併せて実施した。事業のプレーヤーは、将来の小浜に危機感を持ったメンバーが集まった地域おこしグループ「KISUMO小浜」。「きたい」「すみたい」「もどりたい」の頭文字から名づけた。
特産品開発事業では、若狭おばま鯖おでん「夏バージョン」と「レトルトパック」の開発。観光開発事業では、Iターン・Uターン者目線の新たな観光資源などを取り入れた観光ルートを開発した。「ツーリズムEXPOジャパン」への出展、「モニターバスツアーin若狭小浜」を実施し、来場者・参加者の生の声やアンケート結果を検証。より観光客のニーズに合った観光ルートを開発している。
アピールポイント
継続性のある地域おこし
一過性で終わらせない地域おこし活動の実現に向けて、全国の事例や成功のポイントを学びながら、参画者のモチベーションの向上を図っていった。
集客力のある特産品として、若狭おばま鯖おでんが通年で安定した販売ができるよう、売上が落ち込む夏場にかけて、鯖おでん「夏バージョン」を開発。涼しげでインパクトのある商品に仕上げることができた。
観光ルート開発では、新しい観光資源と既存の観光資源とのベストミックスを考える点に苦労した。
観光情報発信活動では、開発した新たな観光ルートを中心に、チームの活動を踏まえた小浜の魅力などをタイムリーに情報発信すること、効果的なプロモーション活動の実践により、常に注目を浴びることへとつながっている。
今後の展開
本事業で実施した特産品開発、観光開発を通じて生み出された新たな特産品「若狭おばま鯖おでん」や癒し・祈り・パワースポット・古いまち並み・寺社仏閣・自然・食・体験などを織り交ぜ、新たな観光コースで小浜市全体を売り込む、「シティセールス」を実施していく。
「シティセールス」の売り込む内容、情報発信手段、戦略等についてはオール小浜体制で、より考え、取り組むことが重要である。本事業や地域活性化を目指すメンバーらが、地域に与える影響力を増し、あらゆる面でさらなる広がりを持たせることができるよう、今後も粘り強く継続して地域活性化が実感できる事業を展開していく。
活用した地域資源
鯖/小浜の食・自然・歴史・文化など
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小浜商工会議所
〒917-8533福井県小浜市大手町5-32
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