このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

金物のまちからものづくりのまちへ

地域資源である金物のまち三木の道具(ツール)をはじめ、豊かな自然環境、充実した高速道路網を活かし、阪神地域の知的好奇心旺盛なアクティブシニア層をターゲットに目的・難易度の異なる格好良いものづくり体験イベント「三木ウッドカヌーアカデミー」を2度開催した。このイベント事業は、通常の日曜大工に代表されるDIYとは異なる新しい製作体験の場を提供した。カヌー製作を通じて家族との絆、仲間づくりを創出する新しいシニアの聖地づくりというイメージの都市型戦略展開事業を目指すものである。

アピールポイント

少人数で目の行き届く交流を

カヌー製作場所は、三木=3つの木というイメージで「森の造船所」とした。三木の特色を活かすため、オリジナルの設計図作成からカヌー製作専任講師による製作指導、三木の金物(道具)を多様に活用した製作工程、初心者でも手ぶらで気軽に参加できるシステムづくりで展開。また、カヌー製作指導者育成にも取り組み、アクティブシニアの方々に新たな活動の場を提供した。カヌー製作体験の作業場が手狭であり、各コース5組限定の少人数制で取り組んだ事が功を奏し、講師が参加者の細部まで目が行き届き、深い交流、仲間づくりが図れた。
事業PRとしては、三木ウッドカヌーアカデミーのフェイスブックを開設したほか、新聞やラジオ局からの取材や地域の高齢者大学から講演依頼もあった。

今後の展開

当面は、アクティブシニア層をターゲットとしたカヌー製作体験の実績づくりを図り、他の施設・施策と有機的に結び付け、当事業の最終目標である日本初の「ウッドカヌービルダーズスクール」に向けての環境整備を行う。
さらに、同じ価値観や感性の方が集い、絆を深める「カヌー倶楽部」運営にも取り組む。
このような新しいツーリズムの波がマスコミからも注目され、参加者が持つツールそのものがコミュニケーションのメディアとなり、三木金物が再評価される。
ものづくりのまちとしての新しい風が新規顧客の獲得、観光入れ込み客数の増加へと繋がり、中・長期滞在型の新事業を創出する。また、市内の他施設を利用する波及効果も生まれ、三木全体の活性化へと展開されることを期待する。

活用した地域資源

三木金物(鋸・鑿・鉋・金鎚)/県内産間伐材(兵庫県多可郡多可町)

メディア掲載事例・受賞履歴

  • 神戸新聞(平成26年6月11日)
  • 朝日新聞(平成26年6月19日)
  • 谷五郎のはりまーるラジオ収録(平成26年7月3日) (その他10件)

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三木商工会議所

〒673-0431兵庫県三木市本町2-1-18

三木商工会議所のオススメ

  • 三木ホースランドパーク

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    国内初の総合馬術競技施設があるほか、自然とふれあうキャンプ場など、野外活動の拠点として開園。総面積約162ha(甲子園球場の約50倍)。

  • 金物展示即売館

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    三木市内の金物製造メーカー約50社、約20,000アイテムに及ぶ金物製品が販売されている金物産業の振興拠点(道の駅みき2F)。

  • ブルボンビーンズドーム

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    国際マッチも可能なセンターコートをはじめ、全9コートを備えた日本最大級の室内テニス場。