因幡街道ツーリズム研究開発事業

概要・活動内容

広域観光の基盤づくり

当該事業の目標は、地域資源間の連携や新たな観光商品開発に向けた有粉ツールとして、これまで十分な掘り起しや活用・周知が図られてこなかった「因幡街道」をテーマとした魅力あるツーリズムの構築。広域観光による観光産業の基幹産業化のきっかけづくりを目指す。
・因幡街道による多角的なツーリズム構築のための街道観光資源の発掘・整理と分析評価。
・因幡街道資源を活用したテーマ別観光と観光ルートの検討、観光商品造成手法の学習。
・自治体の枠にとらわれない因幡観光道沿線の一体感の創出と連携意識の醸成。それらを基盤とした広域観光推進の体制としくみづくり。

事業概要は次の通り。因幡街道の基礎調査として、①道筋の確定とトレイルルートの造成、②街道資源の調査・整理と街道観光資源としての分析・評価、③因幡街道関連資源リスト作成、を実施した。

アピールポイント

異業種交流を新事業展開につなげる

「因幡街道」をテーマとして、自治体の枠にとらわれない広域的な街道観光地として観光客を受け入れる体制づくりを構築し、競争に打ち勝てる、魅力あるツーリズムを提案していくことで、観光産業を圏域の基幹産業としていく。
また、各商工会エリア等で従来交流のなかった異業種が、本事業を契機に連携を深め、新たな事業展開を検討するなどの取り組みに期待する。
今後は、「因幡街道」という新たなテーマでの観光客誘致が滞在時間延長につながり、圏域の経済効果向上とあわせて、観光・サービス業従業者の増加にも期待する。

今後の展開

本調査研究事業にあたっては、圏域の商工会等関係する経済団体や行政等との連携により因幡街道を取り巻く諸課題と可能性について整理することができた。
今後の展開については、今後委員会での話し合いで決定する。