概要・活動内容
牡蠣のブランディングを開始
広島県は全国牡蠣生産量の66%、当市は県内生産量の16.7%を占め、牡蠣養殖業は地元水産業の中心である。地域名物としての認知度も高く、観光客だけでなく地元住民にも親しみのある食材を有効活用し、全国をターゲットとした事業を展開予定。地域連携を深めることでブランド力を高め、より効率的な情報発信・ブランディングを行うための調査研究を実施した。まず、牡蠣に関する現在の状況を改めて検証・分析し、さらに効果を高めるための新たな取り組みなどを提案する。具体的には、牡蠣に関するニーズの調査分析・牡蠣を使った新たなメニュー開発とその告知方法の提案・観光客をターゲットとした新たな取り組みの提案である。
アピールポイント
地域連携の大きな力で動き出す
今回の取り組みは、まず地域連携を深めることを重要視し、これまで連携がなかった行政・経済団体・観光協会が方向性と目標を共有した。
牡蠣をテーマにしたイベントや取り組みは、これまで地域別に行われており、それぞれが高い集客力を誇っている。それらを連携させることで地域全体に波及効果がおよぶ取り組みとなり、ターゲットを全国規模に拡大していくための戦略を立案した。
また、商品開発にあたっては、女性中心の開発チームによる調査研究を行い、新たに「牡蠣くるみブランド」を提案。新規性の高いコンセプトとレシピのメニューが完成した。これを飲食店のメニューとして市域全体に展開していきたい。
今後の展開
「地域全体への経済効果」を目標とし、牡蠣を利用した事業を展開する。既存の牡蠣イベントの集客力は抜群であり、その波及効果をもたらす新たな仕掛けを実施する。具体的には、開発商品のブランディング・メニュー化による地元飲食店への誘導、SNSなどによる積極的なPR、イベント来場者に市内を周遊してもらう企画の実施などである。
今後は「廿日市市・宮島といえば牡蠣」となるイメージ戦略「牡蠣くるみブランド」を展開し、全国へ幅広くPRし、観光客を誘致する。
活用した地域資源
牡蠣
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廿日市商工会議所
〒738-0015広島県廿日市市本町5-1
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