概要・活動内容
高鮮度な魚食メニューを立案
萩市で水揚げされる魚は、萩市近海で漁獲されるものが多く、鮮度が高く魚種も豊富だが、観光都市であるがゆえに、認知度が低い。そこで、この水産資源を観光に活かしていくために、昨年の調査事業で得られた成果をもとに、消費者ニーズが高かった魚種を中心とした魚食メニューを開発する。また、有名シェフとタイアップしたモニターツアーを実施し、観光商品開発に繋げていく。
今回、調査事業で浮き彫りとなった「消費者にいかに萩の魚を食べていただくか」という課題解決のため、昨年調査したブランド魚のデータをもとにパンフレットを作成してPRにつとめる他、都市部旅行会社・マスコミ訪問およびイベントへの参加等を行うことで、萩の魚の魅力を情報発信する。
アピールポイント
食と観光を結び付ける
平成27年大河ドラマ「花燃ゆ」の放送が決定し、萩市では、様々な観光事業が実施される。それにちなんで、ヒロイン「文」をイメージさせる料理として、萩産の魚介類を使った「ふみ御膳」「ふみ弁当」の開発をスタートした。
このメニューは、萩沖で水揚げされる250種の水産物の中から、女性をイメージさせる旬魚介を選び、地域の料理人が郷土料理手法など工夫を凝らして作るもの。「ふみ御膳」は、萩焼や萩ガラスと9マスの萩桐箱の器で、「ふみ弁当」は6マスの器で提供されることが決まっており、市内12店舗の飲食店や旅館が協力し、メニューが完成した。
今後の展開
次年度は、明治維新150年に向けたおもてなし食の研究・開発として、現在取り組んでいる「ふみ御膳」等の効果を検証し、150年に向けた次年度以降の食のおもてなし事業を研究・開発する。また、世界遺産登録による外国人来訪者の増加を見込み、「外国人向け食のおもてなし」を研究・開発する。さらに、新手法による萩のあまだい流通研究・開発として真空プロトン冷凍パックによる販路開拓を検討する。
活用した地域資源
萩のブランド魚(約250種)/萩焼/萩ガラス
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萩商工会議所
〒758-0047山口県萩市東田町19-4
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