概要・活動内容
改良と新しさを加えた2年目の挑戦
当地域最大の知名度と集客力を持つ「石鎚山」ブランド。このブランドを活用して小規模事業者が取り組む、新たな観光やサービスの商品化や商的流通の円滑化を支援し、登山客並びに観光客の市街地への誘引や回遊性の向上による時間消費の増大を図ることで、地域経済の発展を目的とする。具体的には、平成25年度(本体事業1年目)に本事業にて開発された個々の体験型サービス(石鎚山スターナイトツアーや伝統文化体験等)の改良を図ること。新たに開発された「くさり体験」や「特殊神事御神像拝戴」など、ターゲットニーズに応じた新たな観光ルートと連携させた体験型(旅行)商品として商的流通に乗せるべく、モニターツアーの実施による事業性の検証を基に、紙媒体および電子媒体を効果的に活用した販路開拓へと取り組む。
アピールポイント
ここでしかできない体験こそ魅力の一つ
昨年に続いて新観光ルートについてモニターツアーを行った。登山客を対象としたモニターツアーでは、登山を始める前に「みそぎ・滝行」や「鎮魂・講話」を行った。その後、ロープウェイ経由にて登山を開始し、途中くさり(33m)を登り山頂へ。山頂では御神像に触れられる内陣入りを体験。山頂に宿泊後、市内温泉施設や産業観光を体験した。観光客を対象としたモニターツアーでは、1,400メートル付近の自然散策やスターナイトツアー、市内にある観光農園での収穫、産業観光を体験。開発した体験プログラムはすべて好評で、特にくさりの体験は取り扱う旅行会社も少ないため、今後継続を希望する声が多かった。
今後の展開
スターナイトツアーやくさり体験については、民間の業者間で進めていく動きもあるが、天候に左右される旅行商品であり、悪天候時の代替プランの充実が必要不可欠となる。また、市内外の駅や港からの二次交通の問題もあることから、商品化に向けての課題は多く残る。しかしながら、今回開発した新観光ルートについては、市内外の旅行会社等から高評価を得ていることから、課題を改善しながら商品化に向けて進めていくことになっている。
活用した地域資源
石鎚山(くさり含む)/石鎚登山ロープウェイ/石鎚神社/四国八十八カ所/アサヒビール㈱四国工場/市内温泉施設/市内ホテル・飲食店/観光農園(丹原もぎたて倶楽部)
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西条商工会議所
〒793-0027愛媛県西条市朔日市779-8
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