このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

一泊したくなるまちを目指す

豊後高田市は、平成13年に始まった「昭和の町」の取り組みを地域再生の核として、観光面における地域商店街の観光への対応のあり方やそのためのインフラを整備。また特産品開発面では、市の特産である落花生や蕎麦の栽培、豊富な農水産物を活用した商品開発を約10年間進めた。
その中で見えてきた課題を踏まえ、今回の調査事業では、ターゲットを見据えた付加価値の高い特産品開発と、食と観光の相乗効果を目指した観光情報の発信方法を確立し、国東半島エリアで展開する豊の国千年ロマン観光圏構想の中でも、一泊したくなる地域づくりと全国へ展開するシステムの構築を目指す。

アピールポイント

見据えるのは5年後、10年後の成果

作ったものをどう売るかという観点での商品開発は限界がきており、よりターゲットを明確に設定した付加価値の高い販売戦略や流通のシステムを構築し、都市部での評判を地域にフィードバックし、地域内消費も高まるような仕組みづくりを目指している。
今回は、調査事業であるため、具体的な成果はこれからということになるが、あらためて我々が現状突破を図り、今後の5年、10年、その先を見据えた時に必要となってくる取り組みとは何か、どういう仕組みづくりを整備・検討するべきかが明らかになってきている。

今後の展開

既存の資源を念頭に置いた全国展開モデルを踏まえ、問題点の把握と課題の整理と対応可能性について確認・協議・検討を行う。具体的には、①地域資源のテキスト化、生産量の把握等②食と観光の専門家による地域の優位性と弱点、第三者目線での評価③市場調査(ヒヤリング、アンケート)による他地域の状況把握や都市部、観光地のニーズや認知度の把握④情報発信方法の検討⑤先進地における食と観光システムのシステム状況の把握⑥全国展開に向けた方向性やアイディアの整理の6点を主にすすめていく。

活用した地域資源

特産品開発資源:落花生/蕎麦/紫ボタンボウフウ/おべん柿/岬ガザミ/イタボガキ等の農産物
観光開発資源:豊後高田市昭和の町/世界農業遺産(国東半島宇佐地域)/六郷満山文化等の観光資源

メディア掲載事例・受賞履歴

  • 国土交通省「手づくり郷土賞」大賞(平成24年)
  • 国土交通省「第7回まち交大賞」国土交通大臣賞(平成24年)
  • 沖縄国際映画祭「JIMOTO CM COMPETITION」グランプリ受賞(平成25年)他多数

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豊後高田商工会議所

〒879-0628大分県豊後高田市新町986番地2

豊後高田商工会議所のオススメ

  • 豊後高田市昭和の町

    豊後高田市昭和の町

    「昭和の町」の主役は商店主。お客様と商店主のふれあい、おもてなしを大切にしている。拠点施設の「昭和ロマン蔵」には、おもちゃの博物館や絵本美術館、夢町三丁目館などがあり、皆様を昭和の町ワールドへ誘っている。

  • 田染荘(たしぶのしょう)

    田染荘(たしぶのしょう)

    1,200年もの歴史を持つこの荘園は、地域の方たちの協力があってこそ残せた大切な遺産。平成22年に国の重要文化的景観に選定され、平成23年12月にはユネスコ未来遺産に登録。さらに平成25年5月に、国東半島を含む一帯が、世界農業遺産に認定された。

  • 豊後高田そば

    豊後高田そば

    豊後高田のそばは、春と秋の年二回、無農薬で栽培し、春そばは作付面積と生産量が日本一を誇るという特徴があります。また、安心して美味しいそばを食べていただくために認定店制度を設けており、①豊後高田そばを使用し、②手打ちであり、③三たて(ひきたて、打ちたて、茹でたて)であることを守っているお店を認定。さらには、そば打ち職人の養成にも力を入れ、美味しさの向上を常に目指し精進している。