このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

6次産業化が次なる課題

人口減少に歯止めがかからない中、交流人口の拡大による地域活性化が不可欠であるが、基幹産業である観光と農業の融合、農業の産業化(6次産業化)が実践できておらず、全国に向けての県産品、特産品の知名度向上と販路拡大が急務となっている。
そこで、鹿児島の地域資源を活用した観光および食の新商品を開発し、全国に向けて情報発信、販路拡大を進める。それとともに、鹿児島に来て、鹿児島の食材を食べる、観光資源を見る、学ぶ、土産に県産品・特産品を購入するという農業と観光の融合を図ることで、農業や観光の産業化を実現し、将来にわたって安定した交流人口の獲得を目指すための取り組みを実践する。
具体的には鹿児島の地域資源としてメジャーである「さつまいも」を活用しての新商品の開発を検証した。

アピールポイント

大規模アンケートで資源価値を見直す

全国の先進地を視察し、本県地域資源を活用した商品開発に向けての調査・研究を実施。同時に、インターネットを活用し、鹿児島の観光(旅行)および食に関連するアンケート調査(対象約1,500名)を実施し、資源の絞り込みを行った。さらに、首都圏の旅行代理店の店頭販売スタッフを対象とした調査を実施し、旅行好きな20〜30代の女性、60代以上のシニア層をターゲットとした観光および食の新商品開発を検証した。
結果として「さつまいも」を地域資源として活用することで、女性向けの特産品開発を進めるとともに、ニューツーリズムの視点から産業観光、体験型観光の観光商品の開発も行った。
(1) 開発した新商品や本プロジェクトについて、大手旅行代理店や観光キャラバン等を通じて周知し、県産品振興と連携した観光客の入込数拡大の一助を図る。
(2) 観光と農業の振興を両立させた新たな地域活性化に向けての取り組みを実践する。

今後の展開

今後は、本事業の参画事業者の拡大を図り、「オールかごしま体制」での事業推進体制を構築、全国から鹿児島への入込観光客の拡大、県産品の振興を目指す。特に、九州新幹線の全線開業と同時に、大阪までの直通運転も始まったが、開業後4年が経過し、新幹線効果に陰りが見え始めている。
そこで、関西、中国・四国地方、北部九州地域はもちろんのこと、関東地区でもPRを実施し、幅広いエリアからの集客に努める。

活用した地域資源

さつまいも

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鹿児島商工会議所

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