主な事業内容
原料出荷に依存する網走市では、地域資源を活用した新製品の開発が求められている。そんな中、主要農産品である「小麦」とこれまで網走では精製されていなかった「塩」を活用することで、オール網走産のモノづくりを目指す。まず、オホーツク海の海水を煮詰めて「塩」の精製を行い、その「塩」と「小麦」を活用して新たな調味料「麦みそ」の試作を行った。「塩」の成分分析では食用として全く問題がないことが確認でき、「麦みそ」は熟成を重ねた。また、「塩」「麦みそ」を活用した試食会を実施した。
今後の展開
「塩」の精製については、単純な製造方法では成分にばらつきが出てくることから、安定した製品を目指すには機械化が必須である。どの程度の費用がかかるのか、十分に検証する必要がある。また、今後事業として進めていくためには、行政との連携も必要となる。試作の段階で各方面から反響をいただいていることもあり、引き続き事業化への模索を続けたい。また、「麦みそ」についても改良を加え、地域資源を活用した新たな調味料として認識されていくよう、製品化への検討を重ねていきたい。
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活用した地域資源
オホーツク海の海水/網走産小麦「きたほなみ」
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網走商工会議所
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