主な事業内容
塩竈市は、水産物・鹽竈神社・酒蔵・松島湾など豊富な資源があるにもかかわらず、仙台市、松島町に挟まれているため、宿泊を伴わない通過型観光が多い。また、周辺地域と差別化を図る地域ブランドイメージが確立されていないことが課題であった。そこで、観光客の動向調査・ニーズ調査・先進地視察の結果を通して、塩竈市の資源を結び、滞在時間と消費額の拡大に資する観光商品の可能性を検討した。その結果、滞在時間を延長するための周遊プログラム（聖地巡杯）、仙台から消費を呼び込むための寿司と浦戸諸島のブランディング戦略などを検討した。
今後の展開
今後、滞在時間を延長するための周遊プログラム（聖地巡杯）、仙台から消費を呼び込むための寿司と浦戸諸島のブランディング戦略について、モニターツアーなどを通じ、効果測定を行い内容を洗練させる。特に、観光消費が地域内産業に波及して、地域経済全体が活性化するための仕組みを構築していきたい。また、これらの取り組み推進のため、マーケティング・企画立案・地域内合意形成・取り組み実践・プロモーションなどを一括して担う組織のあり方を、商工会議所・観光物産協会・市観光交流課などが連携して検討する。
-
「みなと塩竈・ゆめ博」のイベント「酒蔵めぐり」 -
活用した地域資源
水産物／水産加工品／鮨／和菓子／地酒／鹽竈神社／松島湾／浦戸諸島
-
市内に残る酒蔵を地域資源に -
委員会開催の様子
このプロジェクトの商工会議所はこちらです
塩釜商工会議所
〒985-0016宮城県塩釜市港町１丁目６－２０