主な事業内容
かつて白石には、温麺・和紙・葛という「白石三白」が存在していた。それは地域に愛され親しまれた、白石の伝統・文化・産業を象徴する地域ブランドだった。しかし、時代とともに「葛」は消失し、今まさに「和紙」が姿を消そうとしている。本事業は、白石三白を再構築し、白石のイメージにこだわった商品開発により、新たな地域ブランド白石三白を創出しようという、白石商工会議所の試験的プロジェクト。白石をイメージできるものについて調査検討を重ね、温麺・乳製品・紙子を中心に商品開発をすることにした。
今後の展開
温麺は新しい製造方法・調理方法・食べ方などを検討してブラッシュアップを図る。乳製品はスイーツの開発のほか、和食に牛乳を使う「乳和食」の考えを取り入れる。みそや醤油などの伝統的な調味料にコクや旨味を持つ牛乳を組み合わせて塩分を抑え、薄味にすることなくおいしく食べるための調理方法として広め、商品開発や市内飲食店での提供を目指す。和紙を使って作られる紙子は、模様をつくる版木作成に時間がかかるため、パソコン上で作成したデザインをもとに、レーザー加工で版木をつくるデジタル化を進め、多様な紙子の提供を目指す。
- /* 活用した資源 */?>
-
活用した地域資源
温麺・乳製品などの白い食品/和紙を使用した紙子
このプロジェクトの商工会議所はこちらです
白石商工会議所
〒989-0256宮城県白石市字本鍛冶小路13