主な事業内容
岡谷市は明治初期~昭和にかけて製糸業で発展したまち。多くの工女を抱える製糸工場では、海がない当地の貴重な塩分補給源として、自前で味噌をつくっていた。その後、製糸業の衰退により産業の中心が製造業に変わるなか、味噌製造の事業所が多くなり、当時は日本一の生産量を誇っていた。現在でも、小さな事業所がこだわりの味噌を製造し続けている。本事業では、当地で生産された原材料を使用した味噌をつくるための調査研究と、さらにそれらを活用した新商品開発に向けた調査研究を行った。
今後の展開
今後は、製造された味噌やそれを活用した新商品をPRしていくことが必要だと考えている。本事業で調査した消費者のニーズに沿った魅力的な新商品を開発し、事業を成功へと進めていきたい。現段階で協力いただいている農家は少ないが、遊休農地も増加傾向にあり、その地を活用することで、安定的に原材料が供給できると見込んでいる。本事業により、味噌事業者の販路拡大や農地の有効活用による農業振興、移住者の受け入れなども促進していきたいと考えている。
- /* 活用した資源 */?>
-
活用した地域資源
信州味噌
このプロジェクトの商工会議所はこちらです
岡谷商工会議所
〒394-0021長野県岡谷市郷田1-4-11