主な事業内容
福山市の花である、福山産のばらの花から分離した有用酵母菌と地元産のブドウなどを活用し、ワインなどの果実酒およびワインに合う新食感のパンを開発するため、推進委員会を立ち上げた。先進地である長野県の視察や、流通に向けた市場調査を行った。また、ワイン・パンの試作品を製造し、商品化に向けた研究を進めている。本事業を通じて、ワインとパンの製造が、収益性を確保しながら発展性をもち、地域の新しい産業に成長する可能性があると確認できた。他事業への相乗効果も期待でき、この取り組みから農業の六次産業化の育成にもつなげていきたい。
今後の展開
原材料確保、製造量アップ、販路開拓など解決すべき課題は多い。また、地域で支持され受け継がれていくため、①消費者意識を向上させ、ワイン消費量増加を図るため、ワイン愛好家の団体を組織②生産プロセスの効率化によるコストパーフォーマンス向上のため、ワイナリーの協力組織を創設③地域産品の活用による新商品開発④バラのパン酵母普及⑤製パン業者の協力組織の立ち上げ⑥ばらの酵母菌などを活用した福山ワイン・ばらパンの商品化と流通経路の確立⑦ワインおよびパンの品質保障機関の創設、に次年度以降は取り組んでいく。
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活用した地域資源
福山市花である福山産のばらの花から分離した有用酵母菌/地元産ブドウ
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福山商工会議所
〒720-0067広島県福山市西町2-10-1