主な事業内容
山形県では近江商人が伝えたとされる漬物・おみ漬けに使われることで有名な「菊芋」に着目し、天然のインスリンと言われるイヌリンを多く含む「機能性」、栽培が極めて容易であるという「生産性」、応用範囲が広い「汎用性」を活かし、耕作放棄地での無農薬・化学肥料不使用での栽培により、健康・美容、生活・食育、外食・食材、土産物・観光などの各分野において、試作、成分分析、マーケティング等の調査を重ねながら、当地域で栽培された菊芋の特性を最大限に活用し売り込める商品開発に取り組んだ。
今後の展開
菊芋の商品化に取り組む有志により平成28年11月に「合同会社長井菊芋研究所」が設立され、県内スーパーや首都圏の販売店と飲食店に当地域で栽培された菊芋を販売する流通経路を構築した。今後、その販路を活用して本事業により開発した加工商品の流通経路拡大を図り、6次産業化を推進する。加えて、機能性表示食品の届出や地域団体商標の登録等により付加価値を向上させ、他地域との明確な差別化を図る一方、日本版DMOであるやまがた長井観光局と連携し、農作業体験などの旅行商品化を促進し、交流人口の拡大を目指す。
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活用した地域資源
菊芋/軟水
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長井商工会議所
〒993-0011山形県長井市館町北6-27