主な事業内容
国指定の伝統的工芸品「飯山仏壇」は、雪国ならではの気候を活かした製法で、江戸時代から受け継がれてきた技術と伝統を守り伝えてきたが、人口の減少や住宅事情の変化により、従来の大型で豪華な仏壇から、小型(省スペース)で洋間にも溶け込むデザインやスタイルが求められている。このような背景から、「仏間からリビングへ」の商品コンセプトで、変化している住宅事情や現代生活に適合する新しいスタイルの仏壇の開発に取り組んだ。仏間という空間から離れて、仏壇をより身近に生活の中に取り入れてもらえることを目指している。
今後の展開
伝統技術を重んじることが優先され、住宅事情や顧客ニーズの変化に敏感に対応できなかった飯山仏壇のコンセプトを見直したことにより、ターゲットとする年齢や地域の枠が広げられた。さらに、展示会出展により外国人の反応が良いこともわかったので、海外展開においても目標を定めて取り組みたい。また、「飯山仏壇」の伝統技術を活かしたデザインであることから、職人の伝統技術と技の工夫の継承を行い、専門職人の後継者育成や新しい小物商品の開発など、幅広い切り口で飯山仏壇ブランドの販路開拓を検討したい。
- /* 活用した資源 */?>
-
活用した地域資源
経済産業大臣指定 伝統的工芸品「飯山仏壇」
このプロジェクトの商工会議所はこちらです
飯山商工会議所
〒389-2253長野県飯山市大字飯山2239-1