このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

主な事業内容

福山大学生命工学部生物工学科が研究している、福山特産のブドウ「マスカット・ベーリーA」などを活用した福山オリジナルワインを造り、品質の安定化を課題に取り組んだ。また、福山市の花「ばら」から分離した有用酵母菌を活用したワインにあう新食感のパンを産学官連携の下で開発し、製パン用ドライ・イーストの製品化に向けて研究を続けている。ワインとばらの酵母パンの試飲・試食会も開催し、さらに、地域の特産品としてワインとばらの酵母パンの広報活動を展開することで、新しい特産品のブランドを確立すると同時に、地域文化の向上を図った。

今後の展開

1)福山オリジナルワインとしてブランド化を図るため、福山産ブドウのマスカット・ベーリーA、シャイン・マスカット及びキャンベル・アーリーなどを原材料とするワインを醸造・生産し、地域特産の日本ワインとして消費者に提供。製造プロセスの確立並びに事業化に向けた取り組みを行う。 2)ドライイーストの商業的供給に道をつけると同時に、福山市内の小規模ベーカリーショップ事業者への「ばら酵母」普及に向け、講演会・試食会・勉強会を開催し、市内で一般市民がばら酵母パンを入手可能な環境を整えたい。 3)ワイン、パンのコラボレーションによる地域特産品の普及には、広報活動を推進するため、FMラジオを通じて、CM製作や番組出演により周知活動を行う。また、レストランの参画事業者にワインに合う料理などを提案いただき、ポスター掲示やリーフレット配布などを展開する。

    • 「さんぞうの赤。」福山大学のばら酵母菌を活用し、せらワイナリーで醸造した赤ワイン
      「さんぞうの赤。」福山大学のばら酵母菌を活用し、せらワイナリーで醸造した赤ワイン
    • 活用した地域資源

      福山市花である福山産のばらの花から分離した有用酵母菌/地元産のブドウ

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福山商工会議所

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