主な事業内容
彦根市の地場産業である彦根仏壇の起源は、江戸時代まで武具や武器の製造に携わっていた職人が平和産業として仏壇製造に転向したのが始まりといわれている。昨年度、本体事業1年目として、この歴史的背景を活用し、歴代当主の甲冑の中で最高傑作と称される彦根藩2代当主・直孝公の甲冑の製作に取り組んだ。本年度では昨年度製作した甲冑試作品を見直し、部分的な形状改良と製造工程の見直しによる改良品の製作に取り組んだ。これにより、製造時間短縮によるコスト削減と、販売を視野に入れた製造体制の確立を目指した。
今後の展開
今後は甲冑の製造数を増やすとともに彦根仏壇伝統工芸士の伝統技術を活用した彦根ならではのプレミアムな赤備え甲冑を全国に発信していく。甲冑は国内のみならず、海外においても人気が高いため、海外での可能性を本格的に調査し、マーケットの拡大を行いたい。また、ひこねプレミアム甲冑として今回製作に取り組んだ直孝公甲冑のみならず、井伊家歴代当主の甲冑やミニチュアサイズの甲冑などの製品バリエーションを増やし、彦根全体のブランド化を図っていきたい。
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金箔押師による天衝の金箔押し
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活用した地域資源
国宝彦根城/彦根仏壇/井伊直政公を初代とする彦根藩14代の歴代当主/徳川最強と呼ばれた「井伊の赤備え」
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彦根商工会議所
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