主な事業内容
大野の名水は環境省より昭和60年、平成20年に「名水百選」に選ばれるなど、「名水」は大野の食文化の源である。しかし、酒蔵が醸す清酒以外に名水を活用した商品が意外と少ない。そこで名水を活かす新商品を開発し、年々増加する観光客をターゲットとした新たな特産品を確立させることを目的に調査事業を行った。今事業の最大の課題として、「名水」にどのように付加価値とストーリーをつけられるかが論点となった。メンバーからは飲料に拘らず幅広いアイデア出しを行い集約することによって、より良い商品を生み出すことを目標とした。
今後の展開
今事業の候補として、名水そのものを活用した「名水かき氷」、地域特産品を活用した「赤芋茎(すこ)のサイダー」、冬に食べる風習がある名水で作られたでっち羊かんを夏の甘味としてアイス化を図る「でっち羊かんのキャンディー」が絞られた。調査により商品の具現化は可能と確認できたが、事業化し展開するには各々にいくつかの課題がある。今後は具体的に事業化できるものをひとつに絞り込み、生産方法の確立や販路の開拓、商品提供におけるルール化などを確立し、新商品の具現化に向けて進めていきたい。
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活用した地域資源
越前大野の名水
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大野商工会議所
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