主な事業内容
人口減少等による地域経済の縮小に対し、「農林水産資源の活用」と「観光振興」により「域外需要を獲得」しつつ、「地域経済循環の適正化」を図るため、当市の特徴である「魚食文化」を中心とした6次産業化、それを超えた10次産業化を図り、更なる付加価値を創造する必要があると考えた。事業では、経済循環分析等各種データを分析、方向性を明確にし、地域全体で共有することで、ニーズにあった産業創出の可能性を探った。それにより、「観光」産業のみならず地域全体が見え“氷見ならでは”の産業創造への方向性が示された。
今後の展開
今回示された「人と環境に優しい、海山土が育む氷見ならではの産業創造」をコンセプトに、①自然環境循環、②地域経済循環の極大化、③域外との循環の拡大、の3つの循環により地域経済の持続につなげたい。資源活用として、「自然環境の保全から活用へ」、「特徴ある農・林業の産地化」、「漁獲の保全と安定確保への取り組み」を柱に、今回出された具体的アイディア等をもとに“氷見ならでは”の10次産業化へ取り組む。また、そのための実行組織立ち上げを早急に行い、既存施設や産学官等との連携を深めながら具現化を図りたい。
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活用した地域資源
各種データ(呉西(富山県西部地域)6市の地域経済循環分析、氷見市の地域産業連関表、氷見市の立ち居地把握、観光客の属性整理等)
「氷見ブリ」や「氷見イワシ」等の魚介類、氷見の農産品等、豊富な食資源。水産加工や菓子製造等独自の技術・特色をもつ地場産業。一方が海に、三方が山に面する自然等を相互に連携させる
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氷見商工会議所
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