主な事業内容
絹織物産業が衰退の一途をたどっている今、白生地産地「長浜」において、後世への和装文化の継承をはじめ、絹織物産業の維持・発展が課題となっている。このような状況の中、「シルク関連地域資源」を活用し、和装分野のみならず、洋装・インテリア分野などの最終消費財開発を目指している。
「浜ちりめん」は、八丁撚糸技法を用い、糸製作の段階から関わりをもち、生地表面の「シボ(凹凸)や風合い」が和装業界では高評価を得ており、その技法を使い、新たな展開の調査、研究を進めている。
今後の展開
本事業において研究したプロジェクトの課題と調査結果に基づき、新たなターゲット(顧客・市場など)を明確にし、最終消費財となる試作品開発に取り組む。現状、主原料である輸入生糸は高騰傾向にあるため、商品開発するうえでの原価を意識しながら素材開発にも力点を置くとともに新しい機能性(例えばストレッチ性、強靭性など)も加味した生地開発を用い、デザイン性を追求し、海外市場も視野に入れながら製品開発にチャレンジしたいと考えている。
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活用した地域資源
シルク関連地域資源「浜ちりめん」「浜紬」「網織紬」「輪奈ビロード」
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長浜商工会議所
〒526-0037滋賀県長浜市高田町12-34