主な事業内容
当事業は、約200年の歴史がある高松盆栽を用いた体験型観光商品の開発と商品提供基盤の整備により、高松の観光地としての知名度向上と観光消費金額の増大を図る事業。今年度は、観光先進地にある流行に敏感な層に人気の施設等にて、情報発信手法について調査したほか、ターゲットとする都市圏在住の30代独身女性に対して、盆栽への印象や購買意欲等の調査を行った。また、盆栽を持って帰ることが難しい観光客向けに、盆栽そのものに代わる思い出を持って帰ってもらうことを企図して、和三盆を使った盆栽土産品の試作にも取り組んだ。
今後の展開
調査では、ターゲット層は、盆栽に「生きているアート」という印象を抱いており、盆栽の「エネルギー」や「癒し」といった要素を好ましく思っていることが判明した。この結果を踏まえ、来年度は、高松盆栽の見せ方や体験手法を工夫した観光商品の開発を行い、高松や首都圏等での展示や試売を行う。特に、来年度はアートに関心のある層が国内外から集う「瀬戸内国際芸術祭2019」が高松近隣で開催されるため、その集客や宣伝効果を活用して、商品に対する評価を収集し内容や価格の適正を検証するともに、高松盆栽の認知度向上を図る。
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活用した地域資源
高松盆栽
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高松商工会議所
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