このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

主な事業内容

磯田道史著『無私の日本人』の中に収められた「穀田屋十三郎」の文中に「冥加訓」の訓えが浅野屋の家訓として重要な役割をはたしていたというの記載があり、「冥加訓」を調査したところ、私たちの住む旧豊後岡藩(現在の大分県竹田市)の儒者で、家塾「輔仁堂」で塾頭を務めていた関一楽(関幸甫)が竹田の地から全国に「冥加訓」を広めたことがわかった。「冥加訓」には、食と健康、国を治める心構えから人生訓まで記されており、社員教育や研修に使いたいと、各方面から問合せがくるなどの反響となっている。

今後の展開

冥加訓を通し、関一楽及び竹田の偉人たちの関わりや、人としての在り方、道徳・倫理をどうこどもたちに幅広く伝えるか、という調査研究成果を、心の学び観光案内コースとし、竹田市が「冥加の里」として、道徳の街を目指していることの周知と、全国から「冥加訓の訓え」を学びに来て頂く事と企業の研修の場としての人材育成に役立たせる。従来の観光コースツアーに「冥加訓体験コース」を含め検討していくほか、冥加訓「食と健康」再現プロジェクトと連携した、江戸時代の岡藩の冥加訓健康食についての事業展開を図っていきたい。その先にはすべての食と観光商品に関して、「冥加訓ブランド」を確立していく取り組みとしたい。

  • 吉岡宿本陣前(『殿、利息でござる!』の材題の地調査)
    吉岡宿本陣前(『殿、利息でござる!』の材題の地調査)
  • 活用した地域資源

    江戸時代の岡藩の論語と陽明学
    竹田の偉人である軍神廣瀬武夫の行動、里見奨学会 里見雄二・里見菊雄の人材育成と教育支援
    関一楽が推進した「一汁一菜」の発酵食を使った岡藩時代の農民の食の再現と「岡大豆」

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竹田商工会議所

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