主な事業内容
過疎化や地域経済の衰退が進む庄原市において、観光を基軸に地域振興を図るという視点から、宿泊施設や観光客から意見を聴取することにより、これまで活用されてこなかった地域資源の展開可能性と地域の魅力を確信した。また、中山間地域の集落を統括する自治振興区に対してもヒアリング調査を実施し、他には知られていない地域の魅力を地域住民の視点から抽出した。こうした両調査の結果を踏まえつつ、議論を深め、最終的には庄原ならではの体験を盛り込んだ3つのツアーコース案が提案され、実施された。
今後の展開
庄原市の観光振興における根本的な課題として、地域そのものの認知度が低いことが挙げられる。観光地として選ばれるかどうかは、その観光地に魅力的な資源があるということだけではなく、数多くの観光地の中から選択されるという競争条件を満たしている必要があるが、庄原市は「観光地としてのイメージ」が弱い点が大きな課題と考える。庄原ならではの魅力を詰め込んだモニターツアーで得られた意見は、顧客満足度やルート上の問題点の検証、適正価格の検討などを行い、商品化の可能性を探る素材として活用していく。
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日本文化の和太鼓体験の風景 -
活用した地域資源
太鼓、日本刀、ご当地グルメ、国・県の天然記念物および文化財
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久保刀匠（県無形文化財）に学ぶ小刀づくり体験 -
お寺での座禅体験の風景
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庄原商工会議所
〒727-0011広島県庄原市東本町１－２－２２