主な事業内容
飛騨高山に古くから受け継がれる伝統的な郷土食や伝統的な食材、その提供に使われてきた漆器や焼物など伝統的なもてなし等を掘りおこし、それらを総合的に活用したフードツーリズムの可能性を探る事を目的として事業を実施。高山市は平成１７年に周辺９市町村と合併したが、旧町村部には地区住民以外に知られていないような食文化・食資源があり、それらの発掘・整理を行った。また、市内中心部には１００年近い歴史を有する料亭があり、料亭の建築物や料理、もてなし等の観光活用を検討するため主要な三料亭について比較調査を行った。
今後の展開
高山市の観光入込客数は増加しているものの観光消費額は伸び悩んでおり、付加価値の高い観光商品が必要となっている。そのような中、市内中心部には、建物、しつらえ、もてなし等稀少な歴史的食文化を体験できる老舗料亭が点在しており、老舗料亭巡りなど付加価値の高い観光商品造成が可能であると考えられる。また、旧町村部の食文化体験のための二次交通対策で、Ｅバイクなどを活用したサイクルツーリズムとフードツーリズムを組み合わせた観光商品を造成するなど、旧町村部地域への観光誘客の波及を図りたい。
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創業220年以上、岐阜県最古の料亭「洲さき」 -
活用した地域資源
飛騨の伝統的食材や郷土料理、伝統的なもてなし等
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宗和流懐石料理の一品「いけもりなます」
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高山商工会議所
〒506-8678岐阜県高山市天満町５－１