主な事業内容
三重県鳥羽市の離島・答志島はかつて神宮や朝廷に海産物を献上した「御食国（みけつくに）」としての歴史を持つ。独特の文化や風習が今も残っており、その一つが毎年旧正月頃に行われる「八幡祭り（神祭）」の神事である。布海苔を混ぜ、祈祷を行った墨を島民達が奪い合い、その墨で一年間の「大漁祈願」、「家内安全」を願い、家や船に「まるはち」の印を描く。近年メディアも注目するこの「まるはちマーク」を題材にグルメを開発。原材料に海苔、ワカメを使用したオリジナルのタレを開発、島産の海産物たっぷりの「まるはち丼」という海鮮丼を作り、展開を仕掛けた。
今後の展開
生ものの具材が多い、海鮮丼は消費期限、取扱いの問題で島外に運びにくい。展示会やお土産物などの需要に対応しづらく、これらの問題が解決可能となるような「まるはちグルメ」のバリエーションについて引き続き検討中。今回開発中のグルメの本質的価値は、神宮や直会、また島特有の伝統・風習に繋がる「まるはち文化」の可視化、観光客等の入手のし易さの創造であり、この観点から広く「まるはちグルメ」として、島の文化・魅力ごとセールスできるよう様々な形で展開を進めていく。
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答志島まるはち丼と特製タレ -
活用した地域資源
答志島八幡祭り（神祭）、まるはち文化、まるはちマーク、海苔、若布、シラス、鰆、蛸、鯛、伊勢エビ、スズキ、スズキ、サザエ、アワビ等
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答志島 八幡祭（神祭） -
答志島のまるはちマーク
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鳥羽商工会議所
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