主な事業内容
千葉県館山市は、南総里見八犬伝ゆかりの城下町であるが、そのイメージは定着しておらず、館山でしか手にはいらない特産品にも欠ける。そこで本事業では、観光客へのニーズ調査、および市内事業者等からのシーズ調査を行い、その結果をふまえた関係者とのワークショップで開発イメージを共有した。また、里見氏には、鳥取県倉吉、群馬県榛名にも関わりがあり、倉吉商工会議所、榛名商工会および高崎市役所との連携に向けた取り組みも開始できた。
今後の展開
事業期間中、館山市内は台風による被害を受け、当初計画よりも大幅に事業が遅れた。復旧復興のため被災事業者も含めた特産品開発という意義を見出し、合意形成やアイデアの共有を丁寧に進めている。
今後は、市内各者や倉吉・榛名地域からも里見氏ゆかりの素材や逸話を収集し、新味のある材料やストーリーを備えた特産品を開発するとともに、ニーズ調査の結果を反映させ、消費者層を含めた体制で商品化を行う。特産品開発を嚆矢として、城下町としてのイメージづくりや里見氏ゆかりの地域との相互観光の可能性も視野に検討してゆく。
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活用した地域資源
戦国大名「里見氏」・南総里見八犬伝
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館山商工会議所
〒294-0047千葉県館山市八幡821