このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

~もっと知る・見る・体験する~

「江戸優り」の伝統・文化に触れる名所

市内24のジオサイトの近くには、名湯、秘湯と呼ばれる温泉が数多く存在する。豊富に湧き出る贅沢なかけ流し湯を楽しめるのが、姫川温泉[1]と焼山温泉[2]。また、蓮華温泉仙気ノ湯[3]は標高1475mにあり、野天風呂から素晴らしい眺望を臨むことができる。ナトリウム塩化物泉や炭酸水素塩泉など泉質も様々なので、ゆっくりと時間をかけてジオサイトとともに巡るのもおすすめだ。
そして急しゅんな地形であることから、日本海からの豊富な海の幸にも恵まれ、めずらしい深海魚が採れるのも糸魚川ならではだ。肝を溶いた濃厚なあんこう鍋[4]や豪快に食べるベニズワイガニ[5]、酒の肴にぴったりの幻魚(げんぎょ)[6]など、地元ではあたりまえの「食」であるものの、外から見ると非常に贅沢で旨い魚があふれている。そんな美味しさを一度に堪能できるのが海鮮丼[7]である。ひときわ大きくて甘い南蛮エビ[8]をはじめ、旬の魚が宝石のように盛り込まれた丼は感動の味だ。

[1]姫川温泉

[2]焼山温泉

[3]蓮華温泉仙気ノ湯

[4]あんこう鍋

[5]ベニズワイガニ

[6]幻魚(げんぎょ)

[7]海鮮丼

[8]南蛮エビ

B級グルメのニューカマー「糸魚川ブラック焼きそば」

[9]お店によって味付けやトッピングが異なる/[10]月徳飯店の月岡浩徳さん

近年注目を集めている、糸魚川を代表するB級グルメといえば、イカスミを焼きそばに使用した「ブラック焼きそば」[9]。地元の名士から「糸魚川の地産品を使って新たな名物を」と依頼された月徳飯店の月岡浩徳さん[10]が、一年間の試行錯誤を経て完成させた。イカスミの黒はかなりインパクトがあるが、味はまろやかで深みがある。中華めんと近海のイカを使用することが基本であり、現在は月徳飯店だけでなく、市内27か所の飲食店で、それぞれのオリジナル「ブラック焼きそば」が味わえる。ハーフサイズもあるので、食べ歩きも楽しめる。

良質の水から生まれた手造りの地酒

市内には5軒の日本酒の蔵元があり、それぞれがこだわりの酒造りをしている。新潟は銘酒を多く生み出しているが、糸魚川は水の良さが自慢。自らの井戸を持ち、米作りから自社で行っている渡辺酒造の「根知男山(ねちおとこやま)」は、香り良くスッキリしたのど越しが飲み飽きない味わい。1650年創業の加賀の井酒造[11]は、新潟最古の酒蔵で、趣ある建物の店舗では、利き酒をすることができる。5軒のお酒[12]が楽しめる地酒セットも糸魚川駅そばにある「糸魚川観光物産センター」などで購入できる。

[11]1650年創業の加賀の井酒造

[12]酒どころ越後、糸魚川の地酒

糸魚川商工会議所

〒941-8601 新潟県糸魚川市寺町2-8-16/TEL 025-552-1225(代)

ジオパークを地域の観光・産業に活かす事業や、北陸新幹線の開業に対応したまちづくり及び地域産業活性化を推進している。

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