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モノづくり王国発、
「キャップアートパネル」と「きゃぷらも」
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二村康輝さん
学校、企業、自治体などのイベントや広報用のノベルティにキャップを応用
自動車部品メーカーが集まる安城。自ら新しいものを創る文化を根付かせる、また異業種連携の場として、4年前より安城商工会議所が主導する形で、16社から成る「協同組合アンジョウハーツ」を始動しました。
今回出品の2商品は、いずれも安城のハイレベルな金型成型などの技を活かした、かつ環境に配慮した世界初のプロジェクト。すでに販売枚数12万枚を突破した「キャップアートパネル」は、ペットボトルのキャップを再利用したプラスチックのフレーム型パネルです。パネル同士を連結できるので大きさも自由自在、キャップをはめ込むだけでアートを描くことができます。
また、サイズと画像を送ってもらえば無料で設計図も作成します。現在では学校や地域、企業の環境アートイベントなどに大人気です。
「きゃぷらも」は同じくペットボトルキャップの再生素材「ユメプラスチック」を使った、完全オーダーメイドのプラモデルノベルティ。地域の子どもたちを中心に月間600万個以上のペットボトルを回収し、障がい者施設などで色ごとに選別。一枚のイラストから三次元の立体モデルを作成し、PR用のキャラクターグッズなどの形で再生しています。
安城はものづくりの技の連携で、不可能を可能にし、これからも夢を追い続けます。
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きゃぷらも
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キャップアートパネル
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