炊いたらそのまま食卓へ。
「くわな鋳物」のごはん釜
- 桑原鋳工株式会社 代表取締役社長桑原健造さん
「くわな鋳物」を地域ブランドに目指したのは思わず使いたくなる商品
「くわな鋳物」はマンホール蓋のような土木建設用をはじめ、かき氷機、業務用ガスコンロなどで大きなシェアを誇ります。平成23年度には三重県鋳物工業協同組合が中心となり、桑名市、桑名商工会議所の三者、さらに鋳物の専門家が加わり、「くわな鋳物」新商品開発委員会が発足しました。
以来、数多くの新商品を創出。「くわな鋳物」を地域ブランドに育てることを目指してきましたが、今回は「ごはん釜」「ミニパン」「鉄ウス」などを出品。おかげさまで「ごはん釜」は日経トレンディネット読者の「応援したい」「気になる」アイテム第2位に選ばれました。「ごはん釜」は、テレビドラマ『高校生レストラン』の舞台となった三重県立相可高等学校の生徒が運営する『まごの店』の調理クラブ部員と、顧問教諭の村林新吾先生のご提案をもとに作られました。2~3人で食べたいときにちょうど良い2合炊きで、熱伝導性が良く、直火の他、伝熱調理器やIH調理器でも使用できます。
審査員のアドバイスもあって今回は0.8号炊きの「ミニごはん釜」も出品。また、コーヒー豆のひき心地が良い「鉄ウス」や高度な技が要る「小鉢」などにもご注目ください。
鉄ウスで挽くことで、コーヒー豆独特の風味が生まれる
保温性が高く機能面での評価も高い
関連情報桑名商工会議所が手掛けたプロジェクトや開発商品についてはこちら